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Glorious Sound Desk Pro レビュー|DTMデスクを自費購入で移行した正直な使用感【ブラック実機】
本記事はアフィリエイト広告を含みます。一部コンテンツの作成にAIを活用しています(詳細:編集方針)。

結論から言うと、Glorious Sound Desk Pro は「買って大満足。ただし搬入と組み立ては覚悟が必要」なデスクでした。
筆者は Cubase Pro 15 で Spotify・Apple Music に楽曲を配信している配信DTMer(所有プラグインは272本/48メーカー)です。これまで使っていたIKEAのデスクに、今回この Glorious Sound Desk Pro(ブラック)を自費で”買い足す”形で導入しました。ネット上には製品ページやメーカー情報はあっても、実際に買って自宅に運び込み、組み立てて使った第三者の日本語レビューがほとんど存在しません。 だからこそ、良かった点もイマイチだった点も、初期不良への対応や88鍵移行の注意点まで含めて正直に書きます。
こんな人におすすめ
- モニター・スピーカー・MIDIキーボードを一体で設置し、常設環境にしたい人
- 「作曲を始めるまでの準備」が面倒で腰が重くなりがちな人
逆に、合わないかもしれない人
- とにかく安く済ませたい人(本機は¥118,250クラス)
- ピアノタッチの88鍵をトレイに載せたい人(後述の注意点あり)
クリックして読める「目次」
なぜIKEAデスクに”買い足す”形でDTMデスクを導入したのか
正確に言うと、今回はIKEAデスクを捨てて置き換えたのではなく、DTM専用デスクを「買い足した」形です。最初は「2つとも同じ部屋に入るだろうか」と不安でしたが、事前にレイアウトを計算したおかげで、無事に両立できました。
そもそも、なぜDTMデスクを導入しようと思ったのか。一番の理由は「すぐに作曲へ取り掛かれる常設環境を作りたかった」からです。
作曲は、実は「作り始めるまで」が一番の心理的ハードルだと感じています。筆者はこれまで、MIDIキーボード(KeyStation 61)を壁に掛けて保管していて、作曲のたびに壁から持ち出して、置いて、ケーブルをつないで…という準備が必要でした。これが地味に面倒で、「セッティングが億劫だな」で終わってしまい、前に進まない日もありました。
そこで、パソコンを立ち上げたらもう作曲を始められるように、モニター・スピーカー・オーディオインターフェース・MIDIキーボードをすべて設置したままにできるDTM専用デスクが欲しくなった、というのが決め手です。準備の手間をゼロにして、心理的ハードルを下げる ── これが最大の目的でした。
もう一つ、副次的な理由として「きちんとした環境で制作している」と発信できる意味もありました。ただしこれはサブで、主目的はあくまで前述の「すぐ取り掛かれる常設化」です。
Glorious Sound Desk Pro とは(仕様・価格)
Glorious(グロリアス)はドイツ発の音楽機材ブランドで、Sound Desk Pro はその据え置き型のDTM/スタジオ向けデスクです。日本では株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部が輸入・サポートを担っています。
- カラー:WN(ウォルナット)/BK(ブラック)/WH(ホワイト)の3色。本レビューはBK(ブラック)の実機
- 価格:¥118,250(税込・国内正規品/筆者購入時・2026年6月時点)
- 配送:メーカー直送(筆者は佐川急便で受け取り)。2梱包で届く
- 総重量:約39.7kg(※公式マニュアル記載)
- 天板主要部の耐荷重:約40kg(※公式マニュアル記載)
- キーボードトレイ:高さ6段階調整(約35〜105mm)(※公式マニュアル記載)
数値スペックは公式マニュアルに基づく値です。実際の重さ・組み立て・使い勝手といった体感は、以降で一次情報として掘り下げます。
Compact(¥88,000)との違い:同シリーズには一回り小さい Sound Desk Compact もあります。設置スペースや予算を抑えたいならCompactも選択肢ですが、モニター上段や設置面の余裕を求めるなら Pro が上位グレードです。
開封から組み立てまで(実機レポート)
ここが、この記事で最もお伝えしたい部分です。製品ページには絶対に載らない「届いてから使えるようになるまで」のリアルを時系列で残します。
受け取り:2梱包・一人では運べない
佐川急便のメーカー直送で、玄関まで届きます。箱は Part 1(長尺の箱)と Part 2(大判の箱)の2梱包(いずれも Version 2021 表記のブラック)。
そして最初の注意点。この2箱、筆者は一人では持ち上げられませんでした。 重さと大きさで取り回しがきかず、玄関から作業スペースまで、妻と二人がかりで引きずるように運び込んでいます。公式マニュアルによると総重量は約39.7kg。数字だけ見るとピンと来ないかもしれませんが、「一人で搬入」は現実的ではないというのが実際に受け取った結論です。エレベーターなし物件や動線が狭い家では、受け取り日に手伝ってくれる人がいるタイミングを選ぶことを強くおすすめします。

開封:二重梱包+保護用の厚紙で、開けはじめから丁寧
外箱は梱包テープで留められているので、カッターナイフで開けていきます。ここで気づいたのが、段ボールが二重構造になっていて、内側に保護用の厚紙が当ててあったこと。カッターの刃が中の天板まで届かないよう、一枚かませてあるわけです。高価なデスクだけに「刃が当たって天板を傷つけないか」と身構えていたのですが、この配慮のおかげで安心して開けられました。細部にこうした気遣いがあると、それだけで信頼できるメーカーだなと感じます。
上蓋を開けるまでにかかったのは約10分。緩衝材に、黒いマット調の天板パネル、脚部、ネジや金具の袋、そして GLORiOUS 公式の組立説明書が収まっていました。説明書は多言語対応で、組立手順の動画に飛べるQRコードまで付いています。

運び上げ:1階→2階へ約20分、天板だけは二人で
筆者は1階リビングで開梱し、実際の設置場所は2階の書斎です。開けた部品を一つずつ階段で上げていき、かかった時間は約20分。
一番大きい天板は、重さ自体は一人で抱えられるのですが、我が家は2階への階段が狭く、面積の大きい天板は取り回しがきかないため、この一枚だけ妻に補助してもらいました。脚部やレール類はすべて一人で運べています。つまり「重くて持てない」のではなく「大きくて狭い場所で取り回せない」のが天板のポイント。設置場所までの階段や廊下が狭い間取りの方は、天板の運搬だけ二人体制にしておくと安心です。

付属品と組み立て方式:IKEAに近い=経験者は勘所がつかみやすい
袋を開けると、ボルト・ネジ・木ダボ・金具が用途ごとに小分けされ、ネジ穴を隠す化粧用キャップシールも付属していました。実際に組み始めて感じたのは、IKEA家具とよく似たパーツ構成・組み立て方式だということ。木ダボで位置を合わせ、ボルトで固定していく流れは、IKEAの棚やデスクを組んだ経験があれば勘所がつかめるはずです。なお公式案内では電動ドライバーの使用は不可とされているので、手作業前提で工具を用意してください。

組み立て時間:公式「数ステップ」、実際は2日・約4時間50分
正直に言うと、組み立ては2日がかりでした。 1日目に約1時間10分で半分まで進め、残りは翌日へ。2日目にさらに約3時間40分、合計で約4時間50分かかっています。IKEA家具に慣れているつもりの筆者でも、割としんどい作業量でした。
公式の案内では「数ステップ」と簡単そうに書かれていますが、実際は腰を据えて丸一日〜二日仕事と考えておいたほうが、心の準備ができます。パーツ点数が多く、一つひとつ丁寧に組む必要があるためです。時間と体力に余裕のある日に着手することをおすすめします。
実際に使ってみて:良かった点・イマイチな点
良かった点
① 「すぐ作れる」常設環境が手に入り、取り掛かりのハードルが激減した
最大の収穫はこれです。以前は KeyStation 61 を壁掛けから持ち出してケーブルをつないで…という準備が必要でしたが、今はトレイに鍵盤を置きっぱなしにでき、パソコンを立ち上げればすぐ作曲に入れます。 導入の一番の目的だった「心理的ハードルを下げる」がそのまま実現しました。
② モニター・スピーカー・機材が一体で常設できる
上段にモニターと Edifier MR3(モニタースピーカー)を置けるので視線が下がらず、ラック部に Steinberg UR22 mk2 や AKAI MPD218 を常設しても手がすぐ届きます。天板も広く、作業スペースに余裕があります。今回のAmazonプライムセールでモニターやスピーカーなどの機材も揃えたことで、DTM環境が一気に整いました。
③ 所有満足と、制作へのモチベーション
完成した環境を見ると、満足感というか「ちゃんとやろう」という使命感のようなものが芽生えます。家族もこのデスクを見て「かっこいい」と言ってくれました。 見た目のよさは、毎日向き合う制作机として地味に効いてきます。
イマイチだった点
① キーボードトレイ左レールの動きが渋い(初期不良の可能性・対応中)
筆者の個体では、キーボードトレイ左側のスライドレールの動きが渋く、引き出す途中で脱線する(軌道から外れる)症状が出ました。右側は正常なため初期不良の可能性が高いと判断し、購入した楽天のイケベ楽器店に写真・動画付きで連絡。メーカー確認のうえ、交換パーツの手配を進めていただいているところです。到着後7日以内の連絡で無償の部品交換に対応してもらえる体制で、購入店の対応も迅速でした。(※交換完了後にその後の経過を追記します)

② 裏側の配線トレイが狭い
モニター下・机の裏側にケーブルをまとめるトレイがありますが、間口が狭く、ケーブルを何本も通すには気を遣いながら押し込む必要がありました。配線を美しくまとめたい人は少し手こずるかもしれません。
2.5m四方の書斎への設置・レイアウト実例
冒頭で触れたとおり、今回はIKEAデスクを残したまま、DTMデスクを買い足す選択でした。約2.5m×2.5mの書斎に2台のデスクが収まるか不安でしたが、配置を計算して両立できています。DTMデスクを壁側に据え、既存デスクと併用する形で、椅子の向きを変えれば両方を使える運用にしました。
撮影はデスク周りのみで、モニターにはモニターライトバー、ラックにはオーディオIF・MPD218・USBハブ類、トレイに61鍵、という配置です。DTMに必要なものが一箇所に集約され、”夢のDTM環境”がひとまず完成しました。
このデスクに設置している主な機材は、それぞれ個別にレビューしています。モニタースピーカーには〔Edifier MR3〕、モニターには〔KTC H34S18S(34インチ湾曲ウルトラワイド)〕を使い、オーディオインターフェースは 〔Steinberg UR22 mk2〕、MIDIキーボードは〔M-Audio KeyStation 61〕、モニターヘッドホンは〔SONY MDR-CD900ST〕、操作系はPC用の〔HHKB〕と〔エルゴノミクス・トラックボールマウス(MX ERGO S)〕という構成です。気になる機材があれば、各レビューもあわせてどうぞ。
88鍵(ピアノタッチ)への移行を考えている人への注意点 ── 鍵盤の高さは最大でも実効約103mm
筆者はこのデスクを選ぶとき「今はKeyStation 61を使うが、将来ピアノタッチの88鍵に買い替えても、このトレイに載せられればいい」と考えていました。ここは購入前に必ず確認すべきポイントなので、実測を交えて詳しく書きます。
キーボードトレイは公式マニュアルによると6段階で高さ調整でき、標準(デフォルト)は下から2番目にあたる段で固定されています。調整図には各段に2つの数値が併記されていて、標準段は「75mm/55mm」表記です。
この2つの数値、実際に測ると意味が分かります。75mmがトレイから天板裏までの距離、55mmが天板裏にある金属の補強バー(角棒)までの距離です。鍵盤が干渉せず収まるのは補強バーまでの高さ=小さい方の数値なので、標準段で実際に使えるのは55mm。さらにトレイをスライドさせるクリアランスを1〜2mm見込むと、標準段での実効は約53mmになります。
他の高さに変えるにはマニュアルの手順で調整が必要ですが、最も高い段(125mm/105mm)まで上げれば、実効でおよそ103mm(補強バーまでの105mm − クリアランス約2mm)まで対応できます。
問題は、幅は88鍵でも問題なく収まる一方で、ピアノタッチ系の鍵盤は筐体に”厚み”があること。Native Instruments の Kontrol S シリーズのような厚みのあるピアノタッチ88鍵を想定している人は、最大段まで上げても実効上限は約103mmである点と、狙っている鍵盤の高さ(厚み)を必ず突き合わせてください。KeyStation 61 のようなライトな鍵盤は標準段でも余裕を持って収まりますが、厚みのある88鍵は最大段でも入らない可能性があります。筆者にとっては、これがこのデスクで唯一と言っていい”想定外”でした。

移行後、制作はどう変わったか(Cubase Pro 15)
一番の変化は、「パソコンを立ち上げたら、そのまま作曲に入れる」ようになったことです。以前は鍵盤の持ち出し・設置・配線という準備がボトルネックになっていましたが、常設化でそこが消えました。Cubase Pro 15 を開けば、KeyStation 61 も MPD218 も UR22 mk2 もすぐ使える状態にあるので、思いついたアイデアをすぐ形にできます。制作の”入り口”が軽くなったことが、常設デスクを導入した一番のリターンでした。
どこで買うのが一番お得か(国内正規品 vs 並行輸入)
Glorious Sound Desk Pro は複数のショップで購入できますが、国内正規品を選ぶのがおすすめです。理由は、初期不良時の7日以内・無償部品交換サポート(輸入元ディリゲント)を受けられるためです。筆者自身、レールの不具合で早速このサポートに助けられています。
- 国内正規品:¥118,250(税込・筆者購入時/2026年6月時点)。サウンドハウス/Amazon(国内正規品)/楽天/Yahoo!ショッピングで取り扱い。多くが送料無料・メーカー直送
- 並行輸入・転売出品に注意:Amazon等では国内正規品と並行輸入・転売品が混在します。実際、筆者が確認した時点では、本来¥88,000のCompactモデルが¥184,821(送料有料・到着まで2週間以上)で出品されているケースもありました(2026年7月時点)。製品名(Pro/Compact)・販売元・送料・到着日を必ず確認してください。
価格やポイント還元はショップ・セール時期で変動するため、購入時に各ストアで最新をご確認ください。
よくある質問(FAQ)
組み立ては大変ですか?どれくらい時間がかかりますか?
筆者の場合、2日がかりで合計約4時間50分でした。公式は「数ステップ」としていますが、パーツ点数が多く、丸一日〜二日仕事と見ておくと安心です。IKEA家具に近い方式なので、組み立て経験があれば勘所はつかみやすいです。
一人で組み立て・搬入できますか?
組み立て自体は一人でも可能ですが、搬入(特に大きな天板)は二人推奨です。約39.7kg・2梱包で、天板は狭い階段では取り回しづらいためです。
サイズ・重量は?
総重量は約39.7kg、天板主要部の耐荷重は約40kg(いずれも公式マニュアル記載)。
88鍵キーボードは載りますか?
幅は問題なく収まります。ただし高さに注意が必要です。トレイは6段階調整でき、標準(デフォルト固定)は実効約53mm、最も高い段まで上げても実効上限は約103mm(天板裏の補強バーまでの高さからスライドのクリアランスを引いた値)です。KeyStation 61 のようなライトな鍵盤は問題なく収まりますが、厚みのあるピアノタッチ88鍵は最大段でも入らない場合があるため、鍵盤の高さ(厚み)を事前にご確認ください。
カラーは何色ありますか?
WN(ウォルナット)/BK(ブラック)/WH(ホワイト)の3色です。本レビューはBK(ブラック)です。
Compact とどちらを選ぶべき?
設置スペース・予算を抑えたいならCompact(¥88,000)、モニター上段や作業面の余裕を求めるならPro です。
初期不良だったときの保証は?
輸入元ディリゲントの案内では、初期不良・部品不足は製品到着後7日以内の連絡で無償の部品交換(送料先方負担)。購入店またはディリゲントのサポート窓口(ユーザー登録制)へ連絡します。
まとめ
Glorious Sound Desk Pro は、搬入も組み立ても正直ラクではありません。2梱包で一人では運べず、組み立ては2日・約5時間、筆者の個体では左レールの初期不良もありました(現在、交換パーツを手配いただいて対応中です)。88鍵ピアノタッチの高さにトレイが対応しきれない、という想定外もありました。
それでも、「立ち上げたらすぐ作れる」常設環境が手に入ったことで、作曲への取り掛かりのハードルが大きく下がり、DTM環境そのものへの満足度は高いです。家族にも好評で、自費で買い足した選択に後悔はありません。
高価な買い物だからこそ、国内正規品を選び、届いたら7日以内に動作確認しておくこと ── これが今回の一次体験から言える一番の実用アドバイスです。
参考・出典
- 総重量・耐荷重・トレイ調整段階:Glorious Sound Desk Pro 公式マニュアル
- 保証・サポート条件:株式会社銀座十字屋ディリゲント事業部「組み立て家具に関するご案内」(2025年4月改訂)/ディリゲント・サポート https://dirigent.jp/support
- 価格・在庫:サウンドハウス/Amazon/楽天/Yahoo!ショッピング(2026年6〜7月時点)
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