筆者は好きな楽曲の音源(iPhoneのミュージックに入っているCDリッピング)をスマホのアプリでコード解析して毎日ピアノの練習をしています。子供のころのクラシック経験がなく大人になって2020年ごろからずっと毎日練習しています。また耳コピーが得意ではないため、このコード解析アプリを知ってからは音楽への取り組みのハードルが低くなりました。
音楽制作と楽器練習におけるコード解析の重要性
音楽制作において、コード進行の解析は非常に重要です。また、楽器を練習する際にも、コードの理解は基礎から上級までのスキルを向上させるために欠かせません。コード解析アプリは、こうした作業を効率化し、正確なコードを素早く把握できるようサポートしてくれます。
おすすめのコード解析アプリの違いと選び方
現在、多くのコード解析アプリが提供されており、それぞれ異なる特徴があります。筆者自身もピアノの練習にこれらのアプリを活用しており、その便利さを実感しています。特に、演奏したい楽曲のコード進行をすぐに理解できるため、練習効率が格段に向上しました。
コード解析アプリの比較と解説
Chord ai
複雑なコードを検出する能力に優れており、特に楽器練習において、新しいコードを学ぶ際に非常に役立っています。
YouTubeやSoundCloudやSpotifyなど幅広い音源の解析に対応しています。また、筆者はピアノの練習でこのアプリを活用していますが、瞬時のコード把握ができますので、ストリートピアノで演奏するときにも重宝しています。サブスクだと割高になりそうなため、永久ライセンスを取得して使用しています。
Moises
AI技術を利用した高精度の音源分離とコード解析が特徴で、特に音質にこだわるユーザーに適しています。この音源分離機能ですが、ボーカル音源をオフにするとカラオケになったり、ドラム音源をオフにするとマイナスワンでの練習ができるので楽しいですよ。また耳コピができる方は特定音源だけを聞けるので精度よくできるのではないでしょうか?ただしコード解析を楽しむためには課金が必要です。
Chord Tracker
Yamaha製品を使用している場合に最適で、楽曲のコード進行を正確に把握し、楽器演奏に活かすことができます。無料でコード解析できるので、筆者は最初はこちらのアプリを使ってました。
Chordify
初心者でも扱いやすく、楽器演奏の学習において基礎的なコード進行を学ぶのに適しています 。あまり使ったことがないため説明はこれくらいになります。
最適なアプリを選ぶための考慮点
音楽制作や演奏において、どのアプリを選ぶかは、みなさんのニーズに依存します。プロフェッショナルな音楽制作を目指すなら、音質や互換性を重視したChord aiやMoisesが適しています。Yamaha製品を持っている場合は、Chord Trackerが最適でしょう。演奏の学習やシンプルなコード解析を求めるなら、Chordifyが最適です。特に楽器練習においては、これらのアプリを活用することで、効率的にコードを習得し、演奏スキルを向上させることができます。
筆者オススメの選び方
コード解析アプリの選び方として、まずは「小さく始めて大きくやる」スタンスをお勧めします。具体的には、まずは無料で試せるアプリChord Trackerを利用してみてください。そして、もし継続して使いたいと感じたら、Cord aiの有料プランにアップグレードして、より充実した音楽体験を楽しむのも一つの手です。
ぜひ、自分に合ったアプリを選んで音楽制作や楽器演奏を楽しんでください!
海の見える街のコードでピアノ演奏
子供さんにもジプリ作品で人気の久石譲さん作曲『海の見える街』。YouTubeを音源としてアプリで解析すれば簡単にピアノ演奏が可能ですよ。
スクリーショットは有償アプリChord aiの例ですが、無償アプリChord TrackerでYouTubeの音源を使えば無料でコード進行がわかります!
まとめ
音楽制作や演奏を効率化するためには、自分に最適なコード解析アプリを選ぶことが重要です。上記の比較テーブルと筆者の体験を参考にして、みなさんのニーズに最も合ったアプリを選んでください。この情報がみなさんの音楽制作と演奏の助けになれば幸いです。質問やフィードバックがあれば、ぜひコメント欄でお知らせください。
noteに筆者のコード解析アプリを使ってピアノを練習している音源があります!よろしければ筆者のレベル確認してみてください。
DAWソフトCubaseでもコード解析ができます。
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