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シンセサイザーKORG M1のDIY修理ガイド:30年後の復活
本記事はアフィリエイト広告を含みます。一部コンテンツの作成にAIを活用しています(詳細:編集方針)。

レアな情報です。
KORG M1を修理したい方の参考になればと思い投稿します。
クリックして読める「目次」
シンセサイザー KORG M1について

コルグのシンセサイザーM1、30 年前の名機です。
M1は、当時としてはボタンつまみ類が少ないスタイリッシュな61鍵のキーボードです。
以下AIにKORG M1の要約をしてもらいましたので、ご存じない方は参考にしてください。
- 1988年に発売された伝説的なミュージック・ワークステーション型シンセサイザー。世界中で25万台以上を売り上げたベストセラー機種。
- 楽器音や電子音など高品質な4MBのPCMサンプリング波形を多数内蔵。ピアノ・オルガン・ストリングス等、リアルかつ独自のサウンドを実現。
- 独自の「AI(Advanced Integrated)シンセシス・システム」を採用し、PCM波形とアナログ風の音作りが可能。アタック音や持続波、ループも表現出来る。
- 61鍵のベロシティ(強弱)対応鍵盤&アフタータッチ機能で、演奏表現が豊か。
- 8パートのマルチティンバー機能や8トラックシーケンサーを搭載。最大10曲/100パターン/7700ノートを記録・編集でき、MIDIによる外部同期も可能。
- リバーブ・ディレイ・コーラス等のデジタルマルチエフェクター搭載。2系統同時使用できるなど、当時としては画期的な内蔵エフェクトシステム。
- シンプルかつパワフルな操作体系。「1台で楽曲制作が完結する」唯一無二の構成で、DTM時代の到来に大きく貢献。
- 代表的なプリセット「M1ピアノ」や「オルガン」は’90年代ハウスやPOPSで多用され、現在も多くのソフトウェア音源やリミックスに受け継がれる。
- 海外有名アーティスト(Madonna, Depeche Mode, Pet Shop Boys, Vangelisなど)や日本のハウス/テクノ/POPSクリエイターに幅広く愛用された。
- その後、拡張ROMカードやラックマウント型のM1R、メモリ増設キット等の豊富なバリエーションも登場。
- 後継機種「Tシリーズ」や「01/W」「Trinity」「Triton」などへと繋がり、KORGワークステーションの礎となった歴史的モデル。
- 本機の全音色や機能を継承したプラグイン版/Mac・iPad用アプリも展開されており、往年のサウンドを現代環境で再現可能。
KORG M1は、単なる名機に留まらず、“音楽制作スタイルそのもの”を変革した象徴的な一台です。
引用:AI Perplexity
KORG M1について
とにかくKORG M1 が欲しくて、分割払いでアルバイトをして返済することにしました。
(現在は大阪住みですが)東京の大学に在学中、ローンを組んで渋谷の中古楽器屋さんから購入。
輸送費も勿体無かったので、実機を取りに行き梱包状態で都営バスに乗り
文京区目白台の寮に持って帰りました。
👇このルートです。
その重量は13.5Kg。小学生低学年の筆者tetsu017の娘と同じくらいの重たさです。
サイズ:1058(W)×356(D)×110(H)
KORG M1 の取説より引用
重 量:13.5Kg
でもM1を手に入れられてウキウキしていてたので重たさは苦にはなりませんでした。
昨日のことのように覚えていて懐かしい。

確か、故キース・エマーソンがイメージキャラクターだったかな?
KORG M1修理の動機
そのM1の一箇所(写真中の赤矢印)の黒鍵F#4ですが、
- 物理的には黒鍵が沈んで動かない。
- 電気的には押されっぱなし(スイッチがON)の状態。
古い事柄のため覚えてないですが、何かに当たって当該箇所が破損したようです。
この黒鍵が沈んで動かない状態を約30年間ずっと放置してました。
この箇所の黒鍵は結構使います。
シンセサイザーはPCにオーディオインターフェイス経由で
MIDI接続するとMIDIキーボードのようにソフトシンセサイザーを操作できたりDAWで作曲できたりできます。
DAW用のMIDIキーボード M-Audio Keysation61 mk3 も所持してますが、
Arturia collection X 購入がきっかけでM1修理に前向きになりました。
KORGにM1の修理を依頼
まずはダメ元でコルグに問いあわせ。
法律上、生産終了からの修理サポートは10年間。
約30年前の購入のモノなので無理も承知。
KORGの公式サイトから問い合わせ。
数日後、回答がきました。

やっぱり古すぎてサポート外の回答。ダメでしたね。
丁寧な回答をいただきコルグ・サービスセンター様、お手数かけました。
自分でKORG M1の修理をやってみた
次にDIY修理に挑戦することを決意しました。
ネットでM1修理に関する情報落ちてないか確認します。
ありました!
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KORG M1 シンセサイザーをオーバーホール
昨年末に KORG M1 の内蔵電池を交換しました(過去記事はこちら)。久しぶりに少し遊んでみると、黒鍵の戻りが遅いキーがいくつかありました。調べてみると、分解清掃しな…
『マグマ大使の道具箱』さんにM1をオーバーホールしている分解写真!
写真付きの解説や注意点の記載があり本当に助かります。
筆者の本職は機械設計エンジニアなので情報があれば簡単なものは修理できます。
今回発見した記事情報を参照すると、分解修理の難易度は低いと推察しました。
ただ修理の時間がかかるためやる気がある時にしか食指が動かないですね。
(2023年)ゴールデンウィークで気が満ちている、やるなら今でしょう!
分解作業
さあ、作業開始!
参考のウェブ情報をもとに実機を分解
当該黒鍵の破損を確認
写真は動かなくなったF#4の黒鍵を取り出したところです。
赤丸の箇所が破損しています。
参考までに、正常品の最低音部のC#1黒鍵の写真です。
写真には撮ってませんが、この黒鍵についたバネと相手側の板金形状と加工を含め、
このセミウェイト機構はうまく設計されているな、と機構系エンジニア視点で関心しました。
この鍵盤部は前出『マグマ大使の道具箱』さん によるとYAMAHA製とのこと。
- 正常品が入手できない
- 破損品を修理できない
ため、あまり使わない箇所の正常品と破損品を交換することにしました。
正常品C#1と破損品F#4を交換します。
修理後のM1実機
ちゃんとF#4が動くようになりました!
上は壊れたF#4黒鍵は最低音の#C1の位置に移植した後の写真です。
M1をオーディオインターフェイス経由でPCに接続して当該箇所の音出し確認。
(M1→midiケーブル→オーディオインターフェイス→USBケーブル→PC)
ソフトシンセ音源エレピでAutumn leavesのコードを弾いてみる。。。
おお、ちゃんと音が出る
成功です!
M1の動かなくなった鍵盤を修理をするという目的は達成しました。
所感
分解作業を行う際に、もし十分な情報がなければ、エンジニアであってもリスクや不安が伴うことは避けられません。
しかし、先人たちが蓄積した知恵や情報があるおかげで、失敗のリスクを大きく減らすことができます。
このように、個人ベースで情報を共有できることは、過去にはなかったネットの力を活かして、学びや成長の速度を大幅に加速させています。
tetsu7017これほどまでにありがたい環境が整ったことに感謝します。
補足:「修理する権利(Right to Repair)」について
EUでは2026年7月31日までに国内法の整備を義務付ける「修理する権利指令」(2024/1799)が公布され、今後ますます世界的な流れとなる見通しですが、日本国内での即時導入や義務化の予定はありません。
欧州連合(EU)やアメリカなどでは、消費者や独立修理業者が製品の修理マニュアルや部品に正当にアクセスできるような法整備が進んでいますが、日本ではそのような法制化の動きはないのが現状です。
まとめ
KORG M1を修理してみたことで、30年経ったシンセサイザーを自分の手で復活させることができました。ネットで探した情報がすごく役立ち、過去に比べて、こうした情報が簡単に手に入ることが本当にありがたいと感じました。また情報さえあれば修理に挑戦できることを実感しました。これからも、こういった知識や経験をみんなとシェアして、みんなで学びながら成長していきたいと思っています。
この伝説のシンセサイザーM1のインストゥルメントVSTプラグインが販売されています。


tetsu7017実際にKORG M1プラグインを購入しました。KillerHornを鳴らした瞬間、「これだ、M1の音だ!」と思わず声が出ました。実機を30年越しに修理して音を出したときとは、また違う感動があります。DTMで手軽にあの音が使えるのは本当にありがたい。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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