DTM制作を効率化!Cubaseでオーディオファイルのテンポを瞬時に把握する方法

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Cubaseでオーディオファイルのテンポを瞬時に把握する方法

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tetsu7017

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実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

tetsu7017

参考にする楽曲「リファレンス」のテンポを知りたかったため、検出方法を学びました。みなさんの参考になれば幸いです。

この投稿の対象者
  • 好きな楽曲をリファレンスとして使用する際にテンポを知りたいCuabaseユーザー
この投稿を読むメリット
  • テンポを検出しそれをそのまま作曲のBPMとして設定できます

CubaseにCDリッピングや音楽生成AIで作成した音源などのオーディオファイルを導入し、そのテンポを検出する手順は以下の通りです。

  • まずはオーディオファイルをCubaseでオーディオトラックにインポート
  • オーディオトラックのテンポ検出してテンポトラックを自動作成する
  • プロジェクトのテンポを決める

詳細については、リファレンスについての記事を参照してください。

クリックして読める「目次」

オーディオファイルをCubaseにインポートする

Cubaseにオーディオファイルヲインポート

MP3やWAVなどのオーディオファイルを、Cubaseにインポートしてオーディオトラックにします。「ファイル」→「読み込み」→「オーディオファイル」をクリックしインポートするファイルを指定します。

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オーディオトラックのテンポ検出方法

Cubaseでは、オーディオトラックのテンポを検出することが可能です。以下の手順で行います。

オーディオトラックのテンポ検出のやり方

STEP
オーディオイベントの選択

プロジェクトウィンドウで、テンポを検出したいオーディオイベントをクリックして選択します。

STEP
テンポ検出の実行

メニューバーから「プロジェクト」→「テンポの検出」を選択します

STEP
テンポ検出の実行

表示されるテンポ検出パネルで「分析」をクリックします。

STEP
テンポトラック自動作成

Cubaseがオーディオのテンポを解析し、テンポトラックと拍子トラックを自動的に作成します。

STEP
拍子の調整

Cubaseは初期設定で1/4拍子として検出します。


実際の楽曲の拍子(例:4/4拍子)に合わせるため、拍子トラック上で適切な拍子を手動で設定します。Inspectorで拍子を変更します。

これらの手順により、オーディオトラックのテンポを検出し、プロジェクト全体のテンポと同期させることができます。

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テンポの修正のやり方

リファレンスなどのオーディオデータは一定のBPMではなく、テンポが変化することがあります。下記の1~3のいずれかの方法で対処します。1が簡単で初心者にはおすすめです2,3はこだわってオーディオデータまたはプロジェクトの一方を他方に正確に合わせる方法です。

1.プロジェクトを大まかなテンポで設定する

プロジェクトのテンポ設定

STEP
テンポの確認

検出したテンポの実測値は揺らいでいる不安定な数字です。全体を見て大まかな平均値を把握します。

テンポトラックのどこかの点を「選択」で押すと、右上の「値」に数値がでます。上記の例だと130BPMくらいが大まかな平均値となります。

STEP
テンポの入力
テンポトラック有効状態
テンポトラック無効状態

「テンポトラックの有効」のボタンをクリックして、無効状態にします。


手動で大まかな平均値のテンポを入力します。

STEP
ミュージカルモードの確認

オーディオイベントをクリックしてサンプルエディターを出します。


サンプルエディター画面の上中央にある、「♪」ミュージカルモードボタンを確認します。もし上記のオン状態であれば「♪」をクリックしてください。


上記のオフ状態でOKです。

STEP
テンポの削除

必要に応じて・・・・・・・検出したテンポを削除します。削除しなくても問題ないです。


テンポトラック有効状態

テンポトラック有効の状態

「テンポトラックの有効」のボタンをクリックして、有効にします。


トラックイベント選択ヲクリック


マウス右クリック→「トラック上のすべてのイベントを選択」をクリックしてください。テンポトラック上の全イベント(点)が選択されます。


全イベント削除

「Delete」キーを押して全イベントを削除します。


テンプトラック無効
テンポトラック無効の状態

「テンポトラックの有効」のボタンをクリックして、無効状態にします。

ミュージカルモードは、オーディオクリップをプロジェクトのテンポに自動的に追従させる機能です。これにより、プロジェクトのテンポを変更しても、オーディオクリップがリアルタイムでタイムストレッチされ、他のトラックと同期を保つことができます。

2.オーディオデータをプロジェクトのテンポに合わせる

Cubaseのオーディオワープ機能は、オーディオデータのタイミングを柔軟に調整するための強力なツールです。これにより、リファレンスや録音した音源のタイミング補正や、プロジェクトのテンポに合わせたオーディオの同期が容易になります。

STEP
オーディオイベントの選択

プロジェクトウィンドウで、タイミングを調整したいオーディオイベントをダブルクリックします。


サンプルエディターが開きます。

STEP
オーディオワープの有効化

サンプルエディターの左ゾーン、または


プロジェクトウインドウの左ゾーン「Inspector」にある「AudioWarp」セクションの「フリーワープ」モードをオンにします。

STEP
ワープマーカーの追加

波形上でタイミングを調整したい位置をクリックしてワープマーカーを追加します。

STEP
タイミングの調整

追加したワープマーカーをドラッグして、目的のタイミングに合わせます。


STEP
編集の終了

ワープマーカーの編集後、ツールを別のもの(例: 鉛筆ツール)に切り替えることで、ワープ編集モードを終了できます。

オーディオワープ機能の主な特徴

  • テンポ同期: プロジェクトのテンポを変更しても、オーディオワープを適用することで、オーディオ素材が新しいテンポに自然に追従します。
  • タイミング補正: 録音したボーカルや楽器の演奏がリズムとずれている場合、オーディオワープを使用してタイミングを修正できます。
  • クリエイティブなサウンドデザイン: オーディオの特定部分を意図的に伸縮させ、独特な効果音やリズムパターンを作成することも可能です。

ワープマーカーは、オーディオ素材の特定の位置を固定し、その周辺のタイミングを調整するための目印として機能します。これにより、録音した音源のタイミング補正や、プロジェクトのテンポに合わせたオーディオの同期が容易になります。

Cubase画面の名称

初心者のかたには、Cubase編集画面(プロジェクトウインドウ)の各名称を覚えにくくわかりにくいと思いますので、イラストにまとめてみました。参考にしてください。

3.プロジェクトをオーディオデータのテンポに合わせる

テンポトラックを活用することで、楽曲の自然な揺れを再現したり、リファレンス曲の微妙なテンポ変化を正確に追従することができます。この機能を活用します。

テンポマップを作成する方法

STEP
テンポトラックエディターの起動
プロジェクトからテンポトラックを選択

メニューバーから「プロジェクト」→「テンポトラック」を選択します。(ショートカットキー [Ctrl]+[T]/Macの場合は [Command]+[T]))


テンポトラックエディタ画面

「テンポトラックエディター」が表示されます。


テンポトラック有効の状態

「テンポトラックの有効」を押すと、テンポの詳細な編集が可能になります。

STEP
テンポイベントの追加

「テンポトラックエディター」内で、鉛筆ツールを使用します。


変更したい位置をクリック
テンポイベント追加

テンポを変更したい位置をクリックし、テンポイベントを追加します。


スナップオフの状態

必要に応じて「スナップオン/オフ」をクリックしてください。

STEP
テンポの編集

追加したテンポイベントを「選択ツール」で選択し上下にドラッグしてテンポを調整します。


または「テンポトラックエディター」左上の「値」に数値を入力します。

表示onの状態

「値」が表示されてない場合には、「テンポトラックエディター」右上のボタンを押してください。


バーを移動
テンポ数値を入力

調整したい箇所にバー移動させて、数値入力することもできます。

STEP
テンポカーブのタイプ変更
  • テンポの変化を滑らかにしたい場合、テンポイベント間のカーブタイプを「ジャンプ」から「引き寄せ」に変更します。
  • テンポトラックエディターの情報ラインで、タイプを選択して変更できます。
STEP
テンポトラックの有効化
テンポトラック有効ではない状態
テンポトラック有効の状態

プロジェクトウィンドウのツールバーにある「テンポトラックの有効」ボタンを適宜押して有効にしてください

STEP
テンポトラックの適用

これにより、テンポトラックの設定がプロジェクト全体に適用されます。

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テンポトラックとは

テンポトラックを使用することで、楽曲の途中でテンポを変更することが可能です。これにより、Aメロやサビなどのセクションごとにテンポを変えたり、徐々にテンポを速くしたり遅くしたりといった表現が容易になります。

Cubaseのプロジェクトには、通常、テンポトラックは1つだけ存在します。このテンポトラックを使用して、楽曲全体のテンポ変化を管理・編集します。複数のテンポトラックを同一プロジェクト内で使用することはできません。

Cubaseのプロジェクト内で一つしか作成できないトラック

  • コードトラック:楽曲のコード進行を管理するためのトラック
  • アレンジャートラック:楽曲の構成を視覚的に整理し、再生順序を柔軟に設定するためのトラック
  • テンポトラック:楽曲のテンポを管理するためのトラック

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まとめ

Cubaseのテンポ検出機能を使えば、リファレンス曲や録音した音源のBPMを正確に把握し、作曲や編曲に活かすことができます。さらに、オーディオワープ機能、テンポトラックの活用を組み合わせることで、より完成度の高い楽曲制作が可能になります。ぜひこの機能を活用して、制作のクオリティを向上させましょう!

引き続きリファレンスの下記関連記事をご覧ください。

興味のある方にはこちらの関連記事もオススメです!ぜひご覧ください。

Cubaseでオーディオファイルのテンポを瞬時に把握する方法

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副業マルチクリエイター|ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT企業で機構設計を担当しています。本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中しています。

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