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USB MIDIキーボードの遅延・レイテンシー対策:ASIOバッファ設定ガイド
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ASIOバッファーサイズ調整するとUSBMIDIキーボードの音の遅延が解消されます。
USBMIDIキーボードの入力がモタる…原因の多くはASIOバッファ設定とプラグイン由来の遅延(レイテンシー)。本記事はYamaha Steinberg UR22+Cubaseを例に、録音用/ミックス用の最適バッファ値の決め方、入出力レイテンシーの目安、「プラグインディレイ補正」の使いどころまでを最短手順で解説。約10ms前後まで詰めて、打ち込みと再生を快適化します。
筆者tetsu7017の環境
- Cubase Pro 13
- Yamaha(Steinberg)UR22オーディオインターフェイス
- Windows 11
- M‑AUDIO Keystation 61 MK3
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実例はCubase Pro 13 (Windows)です。
クリックして読める「目次」
バッファーサイズ調整方法
STEP
コントロールパネルを開く
UR22ユーザーは左エリアにある「オーディオシステム」下の「Yamaha Steinberg USB ASIO」を選択する。
STEP
バッファーサイズ選択
STEP
入力と出力のレイテンシー低下
レイテンシーが低下したことを確認して、「OK」ボタンを押す。
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プラグインディレイ補正(Constrain Delay Compensation)とは?
プラグインディレイ補正機能は、プラグインが発生させる遅延を一時的に無効化し、低レイテンシーで快適に録音や演奏を行うための機能です。特にルックアヘッド機能を持つダイナミック系プラグインやリバーブ、リミッターなどによる遅延をカットし、バッファサイズ本来のレイテンシー環境に戻せます。
ツールバーに「プラグインディレイ補正」ボタンがない場合
ツールバーで、マウスを右クリックして、「ツールバーを設定」ウインドウを表示、「プラグインディレイ補正の解除」チェックボックスにチェックを入れます。
補足
、環境設定の「VST > プラグイン」で録音時のディレイ補正しきい値も設定できます。
※プロジェクトウインドウ一番上のメニューバーの「編集」>「環境設定」
出典
- Cubase 14, Windows 11 pro 24h2, Performance Peaks – Cubase – Steinberg Forums
- Understanding Constrain Delay Compensation in CUBASE
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まとめ
- ドライバはYamaha Steinberg USB ASIOを使用
- ASIOバッファ:録音は128~192(不安定なら256~384)、ミックスは512~1024
- 入出力レイテンシー合計の目安は約10ms前後。耳とメーターで確認
- 録音時は[遅延抑制]オン+高遅延プラグイン停止/録音後に戻す
- 負荷軽減:フリーズ/レンダリング、不要トラック停止
- 接続はPC直挿し、USB省電力を無効化。サンプリング周波数とバッファはセットで最適化
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