USB MIDIキーボードの遅延・レイテンシー対策:ASIOバッファ設定ガイド

広告とAI生成素材が当ページに含まれています。
USBMIDIキーボードの遅延・レイテンシー対策:ASIOバッファ設定ガイドのアイキャッチ画像
tetsu7017
このサイトの管理者・副業マルチクリエーター
福岡県出身、大阪住み。ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT機器メーカーで機構設計を担当。
本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者・中級者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中しています。(このサイトのPV数/月5万)AIやITツールを活用しながらブログやオリジナル曲の配信を楽しんでいます。リタイア後も自由な時間を活かして充実した人生を目指しています。
読者さまのお困りごとを解決することで、共により良い人生を目指しましょう。
広告についてのお知らせ (クリックお願いします)

当サイトでは広告を掲載している場合がありますが、ランキングや商品の紹介においては、報酬の有無に関わらず中立的な立場でコンテンツを制作していますので、どうぞご安心ください。サイトで得た広告収入は、皆様に有益なコンテンツ提供や情報の質向上に役立てております。万が一、不適切な表現があった場合は、お手数ですが お問合せフォーム よりご連絡いただけますようお願い申し上げます。 管理者 tetsu7017

スマイルSALE

\スマイルSALE/

最初に結論

ASIOバッファーサイズ調整するとUSBMIDIキーボードの音の遅延が解消されます。

USBMIDIキーボードの入力がモタる…原因の多くはASIOバッファ設定とプラグイン由来の遅延(レイテンシー)。本記事はYamaha Steinberg UR22+Cubaseを例に、録音用/ミックス用の最適バッファ値の決め方、入出力レイテンシーの目安、「プラグインディレイ補正」の使いどころまでを最短手順で解説。約10ms前後まで詰めて、打ち込みと再生を快適化します。

YAMAHA URX22CとSteinberg UR22Cは、仕様・機能がほぼ同じ「兄弟機」で、2025年10月にSteinbergブランドからヤマハブランドへリブランドされたモデルです。実質的な違いは筐体デザインやロゴのみで、機能・性能・付属品は完全互換です。

実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

クリックして読める「目次」

バッファーサイズ調整方法

STEP
「スタジオ設定」
スタジオ設定
  • メニューの「スタジオ設定」を押してウインドウを出す。
  • 「オーディオシステム」を選択する。
STEP
ASIOドライバー選択
ASIOドライバ設定

UR22ユーザーは「Yamaha Steinberg USB ASIO」を選択する。

STEP
コントロールパネルを開く
レイテシー

UR22ユーザーは左エリアにある「オーディオシステム」下の「Yamaha Steinberg USB ASIO」を選択する。

STEP
バッファーサイズ選択
バッファーサイズ設定

表示されたドライバの設定画面で「バッファーサイズ」を調整

  • 録音時には 128サンプルや192サンプルなど,できるだけ小さめに
  • Mixや再生時には 1024サンプルなどもう少し大きめに切り替え

バッファーサイズが小さくなると副作用としてMIXや再生で不安定になるため、サンプル数を大きくして適宜切り替えをしてください。

STEP
入力と出力のレイテンシー低下
スタジオ設定

OKを押す

レイテンシーが低下したことを確認して、「OK」ボタンを押す。事例の場合、キーボードの遅延は「出力のレイテンシー」になります。初期値(10+20=)30msが変更後(4.331+5.306=)9.637msに低下し、遅延が短くなり改善されています。 20msを超えると体感上、遅延を感じます。

広告の下に記事が続きます

プラグインディレイ補正(Constrain Delay Compensation)とは?

プラグインディレイ補正トップ左
「プラグインディレイ補正」ボタンはツールバーの左側にあります
プラグインディレイ補正ボトム左
トランスポートバーの左側にもあります

プラグインディレイ補正機能は、プラグインが発生させる遅延を一時的に無効化し、低レイテンシーで快適に録音や演奏を行うための機能です。特にルックアヘッド機能を持つダイナミック系プラグインやリバーブ、リミッターなどによる遅延をカットし、バッファサイズ本来のレイテンシー環境に戻せます。

ツールバーに「プラグインディレイ補正」ボタンがない場合

ツールバー設定

ツールバーで、マウスを右クリックして、「ツールバーを設定」ウインドウを表示、「プラグインディレイ補正の解除」チェックボックスにチェックを入れます。

編集画面の各エリア名称

補足

環境設定

環境設定の「VST > プラグイン」で録音時のディレイ補正しきい値も設定できます。
 ※プロジェクトウインドウ一番上のメニューバーの「編集」>「環境設定」

出典

広告の下に記事が続きます

まとめ

  • オーディオインターフェイスの専用ドライバーを使用(この記事の実例ではYamaha Steinberg USB ASIO
  • ASIOバッファ:録音は128~192(不安定なら256~384)、ミックスは512~1024
  • 入出力レイテンシー合計の目安は約10ms前後。耳とメーターで確認
  • 録音時は[遅延抑制]オン+高遅延プラグイン停止/録音後に戻す
  • 負荷軽減:フリーズ/レンダリング、不要トラック停止
  • 接続はPC直挿し、USB省電力を無効化。サンプリング周波数とバッファはセットで最適化

次の記事も、きっとあなたのお役に立ちます。気になる方はこちらからチェック!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

USBMIDIキーボードの遅延・レイテンシー対策:ASIOバッファ設定ガイドのアイキャッチ画像

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

独学できる人とは

DTMを独学できる人と、難しい人の特徴を整理したチェックリストを作成しました。自分がどちらに近いかを判断する参考にしてください。

 独学できる人の特徴 独学が難しい人の特徴
自分で調べる習慣がある(検索力・英語資料も活用できる)
コツコツ続ける粘り強さがある
小さなゴールを設定して達成感を積み上げられる
手を動かしてコードを書き、試行錯誤を楽しめる
分からないときに質問できる(SNSやコミュニティ利用)
学んだことを整理・アウトプットする習慣がある
エラーやつまずきで挫折しやすい
ゴール設定が曖昧で「どこから始めればいいか」迷い続ける
受け身で「正解を教えてほしい」と思いがち
学習の優先順位づけが苦手で継続できない
情報が多すぎて比較・選択できず混乱する
孤独に学ぶのが苦痛でモチベーションが下がる

独学はちょっと難しいかも…

チェックリストで ‘独学はちょっと難しいかも…’ と感じた方も安心してください。
DTMは一人で悩むより、伴走してくれる環境に身を置くことでグンと成長できます。
もし効率的に学びたいなら、プロの講師がサポートしてくれる DTMスクール を活用するのも一つの方法です。

オンラインDTM講座・ミュージックハーツのご紹介

この記事を書いた人

副業マルチクリエイター
福岡県出身、大阪住み。ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT機器メーカーで機構設計を担当。本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者・中級者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中しています。(このサイトのPV数/月5万)
AIやITツールを活用しながらブログやオリジナル曲の配信を楽しんでいます。リタイア後も自由な時間を活かして充実した人生を目指しています。
読者さまのお困りごとを解決することで、共により良い人生を目指しましょう。
詳しいプロフィールはこちら>>

クリックして読める「目次」