Cubase Pro 13での一例になります。
Cubaseを使用していると、MIDIキーボードで入力したMIDIノートのベロシティ(音の強さ)を均一にそろえたい場面がよくあります。この投稿ではCubaseでベロシティを一括で調整する手順を紹介します。
手順
1. MIDIプロジェクトを開く
まず、CubaseでMIDIプロジェクトを開きます。ベロシティを調整したいMIDIノートが含まれているトラックを選択します。
2. MIDIノートを選択
次に、ベロシティを調整したいMIDIノート(イベント)を選択します。範囲選択ツールを使ってノートをクリック&ドラッグするか、「Command + A」(Windowsの場合は「Ctrl + A」)で全てのノートを選択することができます。
3. キーエディターでベロシティを設定
選択が完了したら、ベロシティーにカーソルをもっていき、Ctrl+クリックします。(”キーエディター”とはピアノロール画面のこと)
4. ベロシティを一括で適用
Ctrl を押しながらマウスのスクロールホイールを上下することで数値が均一に変更になります。
この手順を実行することで、複数のMIDIノートのベロシティを簡単に揃えることができ、プロジェクトの音楽が一貫性を持つようになります。
筆者の効果
いままでは個々に調整していましたが、この手順を実施することで一括に調整できるため、DTM作業が大幅に短縮しました。一日の作業時間3時間のうち10分くらいは短縮できる肌感覚です。筆者はピアノロールでのPCでの打ち込みではなくMIDIキーボードでのMIDIノート入力のため、これからもこの手順を活用していきます。
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