これで解決!Cubaseのチャンネルストリップを使いこなす方法(初心者向け)

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これで解決!Cubaseのチャンネルストリップを使いこなす方法(初心者向け)
tetsu7017
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実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

tetsu7017

Cubaseを使用し始めたころ、チャンネルストリップという名前の意味も判っておらず、エフェクトインサートとの違いを理解できてませんでした

この投稿の対象者
  • Cubase Pro/Artist ユーザーでチャンネルストリップがよくわからない初心者
  • Cubase購入を検討されている方
この投稿を読むメリット
  • チャンネルストリップが理解でき活用できるようになります
クリックして読める「目次」

Cubaseのチャンネルストリップとは?

チャンネルストリップ

チャンネルストリップ(Channel Strip)とは、これは各チャンネルに内蔵されたエフェクトモジュールで、EQ(イコライザー)、コンプレッサー、リミッター、ゲートなど、ミキシングに必要なツールを一括して操作できます。これにより、外部プラグインを使用せずに効率的な音作りが可能となります。具体的には、以下の要素が含まれます。

  • 入力ゲイン(Input Gain): 入力信号のレベルを調整します。
  • イコライザー(EQ): 特定の周波数帯域の音量を増減させ、音質を調整します。
  • ダイナミクス処理: コンプレッサーやノイズゲートなどを用いて、音のダイナミクス(音量差)を制御します。
  • パン(Pan): 音の定位を左右に配置します。
  • センド(Send): エフェクト処理のために信号を他のバスやエフェクトに送ります。
  • フェーダー(Fader): 最終的な出力音量を調整します。

これらの機能が一体化されていることで、各チャンネルごとに効率的な音声処理とミキシングが可能となります。また、プラグイン形式のチャンネルストリップも存在し、複数のエフェクトを一括して操作できるため、作業効率の向上やPCへの負荷軽減に役立ちます。

Cubaseの各グレードにおけるチャンネルストリップの搭載状況は以下のとおりです。

  • Cubase Pro: フル機能のチャンネルストリップが搭載されています。
  • Cubase Artist: 一部機能が制限されたチャンネルストリップが含まれています。
  • Cubase Elements: チャンネルストリップ機能は搭載されていません。

初心者の方は、まず各チャンネルの基本的な操作(音量調整、パン設定、エフェクトの追加など)に慣れることをおすすめします。これにより、各トラックの音作りやミックスの基礎を理解し、よりプロフェッショナルなサウンドを目指すことができます。

「Channel(チャンネル)」の意味は信号の流れる経路です。音声信号が通る独立したルートを指します。DAWでは、各トラックや入力信号(マイク、ギター、シンセなど)がそれぞれ独立した「チャンネル」として扱われます。

「Strip(ストリップ)」の意味縦長の操作パネルです。物理的なミキサー卓を想像すると、1つのチャンネルを操作する縦長の領域が「ストリップ」と呼ばれます。DAWの画面では、これがデジタル的に再現されており、縦方向に並んだ各種のコントロールが特徴です。

チャンネルストリップの使い方

チャンネルストリップは、各チャンネルの設定ウィンドウやMixConsole内でアクセスできます。これらのツールを活用することで、ミキシング作業の効率化と音質向上が期待できます。

Cubase Proには、各トラックに標準装備されたチャンネルストリップがあり、EQやコンプレッサーなどのエフェクトを一元的に操作できます。

STEP
チャンネル設定ウィンドウの表示
MixConsoleのチェンネルウインドウの表示
MixConsole

トラックの「e」ボタン
プロジェクトウインドウ

MixConsole(ミキサー画面)またはプロジェクトウィンドウで、目的のトラックの「e」ボタン(エディットボタン)をクリックします。


チャンネル設定ウインドウ

これにより、チャンネル設定ウィンドウが開きます。

STEP
チャンネルストリップセクションの確認
「チャンネルストリップ」セクション

チャンネル設定ウィンドウ内の左側に「チャンネルストリップ」セクションがあります。ここには、ゲート、コンプレッサー、イコライザー、サチュレーション、リミッターなどのモジュールが表示されています。

STEP
エフェクトモジュールの有効化と設定
「チャンネルストリップ」セクション

「Channel Strip」の左上にある「〇」バイパスボタンをクリックすると一括(EQ以外)でエフェクトを無効化できます。もう一度押すと有効化できます。


モジュールとそのバイパスボタンの表示

各モジュールの左側にあるバイパスボタンをクリックして有効化、無効化できます。


EQのバイパスボタン

「EQ」(イコライザー)のみ別タブになっており、左上にある「〇」バイパスボタンをクリックすると有効化、無効化の切り替えができます。

STEP
エフェクトチェーンの順序変更
チャンネルストリップのエフェクトモジュールの入れ替え

チャンネルストリップ内でエフェクトの順序を変更したい場合、モジュールをドラッグ&ドロップして並び替えます。これにより、音作りのプロセスを柔軟にコントロールできます。

STEP
プリセットの利用
ストリップセットを読み込み

「Channel Strip」上部の「プリセット管理」ボタンメニューから、Cubaseに用意されたプリセットを選択できます。


検索結果

これにより、迅速に目的のサウンドに近づけることができます。

チャンネルストリップを活用することで、外部プラグインを使用せずに多彩な音作りが可能となり、作業効率の向上が期待できます。

編集画面の各エリア名称

チャンネルストリップのコピー

トラック丸ごとのコピーになりますが、以下のトラックの名前をドラッグ&ドロップする方法で可能です。

mix-console
MixConsoleの下の方

MixConsoleで、設定をコピーしたいトラックのトラック名(例「Snare 1」)を選択し、コピー先のトラック(例「Snare 2」など)のトラック名へドラッグ&ドロップします。チャンネルストリップだけでなく、インサートしたエフェクトなども一緒にコピーされます。

広告の下に記事が続きます

チャンネルストリップとインサートエフェクトの順番と変更

チャンネルストリップ全体(エフェクトモジュール群の塊)とインサートエフェクトの信号ルート(処理の順番)を切り替えることが可能です。

デフォルトの設定

インサートエフェクト(プリ)→チャンネルストリップ→インサートエフェクト(ポスト)

になっています。

変更方法

チャンネルストリップ→インサートエフェクト(プリ)→インサートエフェクト(ポスト)

STEP
「ストリップ」左にあるアイコンをクリックする
STEP
チャンネルストリップがインサートエフェクトの前に移動します。

広告の下に記事が続きます

チャンネルストリップとインサートエフェクトの違い

チャンネルストリップ

  • 概要: Cubase各トラックに標準装備されているエフェクト群で、EQ(イコライザー)、コンプレッサー、ゲートなどが含まれます。
  • 特徴: これらのエフェクトは、視覚的で操作しやすいインターフェースを持ち、初心者でも直感的に音作りが可能です。
  • 利点: 各トラックに最初から組み込まれているため、追加の設定なしで基本的な音質調整ができます。

インサートエフェクト

  • 概要: トラックに個別に挿入(インサート)するエフェクトで、リバーブやディレイ、特殊なサウンド加工を行うプラグインなど、多種多様なエフェクトを自由に追加できます。
  • 特徴: 必要に応じてエフェクトを選択・挿入し、順番を変更することで、音作りの幅を広げられます。
  • 利点: 多彩なエフェクトを組み合わせて、独自のサウンドを追求できます。

主な違い

  • 組み込み vs. 追加: チャンネルストリップは各トラックに初めから備わっているのに対し、インサートエフェクトは必要に応じて追加します。
  • 操作性: チャンネルストリップは視覚的で操作しやすく、基本的なエフェクトが揃っています。インサートエフェクトは多様なプラグインを組み合わせることで、より複雑な音作りが可能です。
  • 用途: チャンネルストリップは基本的な音質調整に適しており、インサートエフェクトは特定の効果や高度な処理を行いたい場合に使用します。

UAD Century Tube Channel Stirp

ややこしくなりますが、上記のスクリーンショットのようにインサートに挿すチャンネルストリップもあります。

出典

まとめ

初心者の方は、まずチャンネルストリップで基本的な音質調整に慣れ、その後、必要に応じてインサートエフェクトを活用すると良いでしょう。


次の記事も、きっとあなたのお役に立ちます。気になる方はこちらからチェック!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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