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Cubaseでコードアシスタントを使いこなす!初心者でもできる使い方

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Cubaseでコードアシスタントを使いこなす!初心者でもできる使い方
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この投稿の対象者
  • 作曲を始めたばかりの初心者
  • Cubaseのコードアシスタント機能を活用したい方
  • 効率的なコード進行作成を目指す音楽制作初心者
  • Cubase Proの購入を検討している人
この投稿を読むメリット
  • 作曲のコード進行作成が効率化できる
  • 理論に基づいた正確なコード選択ができる
  • Cubaseの機能を最大限活用できるようになる
  • より豊かな音楽制作アイデアが生まれる

実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

目次

Cubaseコードアシスタントとはコードトラック上で次に適したコード進行を提案してくれる便利な機能

この機能により、作曲時にスムーズなコード進行を構築する手助けとなります。コードアシスタントにはリストモード、五度圏モード、近接モードの3つのモードがあります。これらのモードを活用することで、初心者から上級者まで、より豊かなコード進行を作成することができます。3つのモードの詳細については、次の「コードアシスタントの使い方」の中で説明します。

コードアシスタントの使い方

コードアシスタントの使用手順

コードトラックの作成
コードトラックを追加

プロジェクト内で右クリックし、「トラックを追加」から「コードトラック」を選択します。

コードトラックは、1プロジェクトにつき1つのみ作成できます。複数のコードトラックを作成することはできませんので、注意してください。

コードイベントの挿入
鉛筆ツールでクリックXマーク

コードトラック上で鉛筆ツールを使用し、コードを配置したい位置をクリックして「X」マークを挿入します。

コードの編集

「オブジェクトの選択」挿入した「X」マークをでダブルクリックすると、コードエディターが開きます。 ここでルートノートやコードタイプを設定できます。

コードアシスタントの利用
Chord-Assistant

1つ目のXを手動設定後、2つ目のXからコードエディター内の「コードアシスタント」タブを選択します。 このタブでは、Cubaseが内蔵するさまざまなコード進行データから、適切なコード候補を提案してくれます。

提案されたコードの選択

コードアシスタントには以下の3つのモードがあります:

リストモード
  • リストモード: 終止形や共通音に基づくコード候補をリスト表示します。

近接モード
  • 近接モード: 現在のコードに近い関係のコードを視覚的に表示します(Proバージョンのみの機能)。

五度圏モード
  • 五度圏モード: 五度圏に基づき、コードの関係性を視覚的に表示します。
コードの適用
コードトラックにコードを適用

• 提案されたコードの中から適切なものを選択し、コードトラックに適用します。

これらの手順により、コードアシスタントを活用して効果的にコード進行を作成することができます。 特に作曲初心者の方や、新しいコード進行のアイデアを探している方にとって、非常に有用なツールです。

FAQ

コードアシスタントがないです。表示されません。

コードアシスタントが表示されない場合、以下の原因と対策が考えられます。

  1. そもそもProグレードしかない機能
  2. コードパッドの設定状態:
    • コードパッドが設定パネルの状態になっていると、コードアシスタントが表示されないことがあります。 この場合、設定パネルの「e」ボタンをオフにすると、コードパッドが表示され、コードアシスタントも利用可能になります。
  3. パッドへのコード割り当て解除:
    • 誤って「すべてのパッドの割り当てを解除」を行うと、コードパッドにコードが表示されず、コードアシスタントも機能しなくなります。 この場合、ファクトリープリセットを再度ロードすることで、初期状態に戻すことができます。
  4. コードトラックの設定:
    • コードトラックが正しく設定されていないと、コードアシスタントが機能しない可能性があります。 コードトラックを追加し、インスペクターで試聴モードをオンにするなど、適切な設定を行ってください。

これらの対策を試しても問題が解決しない場合は、Cubaseのバージョンや設定に依存する可能性があるため、下記コメント欄にご質問いただくか公式サポートやユーザーフォーラムでの情報収集をおすすめします。

スケールアシスタントの近接モードがありません。

Proグレードのみの機能です。従いましてそれ以外のグレード(Artist / Elements/AI/LE)では利用できません。

「リストモード」「近接モード」「五度圏モード」は、それぞれどのようなときに使用するのでしょうか?

Cubaseのコードアシスタントにおける「リストモード」「近接モード」「五度圏モード」は、それぞれ異なる状況でのコード選択や進行に役立つ機能です。以下に各モードの特徴と使用シーンをまとめます。

  • リストモード(List Mode)
    • 特徴:選択したコードに対して、理論的に適切なコードをリスト形式で表示します。
    • 使用シーン:コード進行のアイデアを広げたいときや、特定のコードに続く可能性のあるコードを確認したいときに有用です。
  • 近接モード(Proximity Mode)
    • 特徴:選択したコードに近い音程関係を持つコードを表示します。
    • 使用シーン:コード進行に自然な流れを持たせたいときや、耳に優しいつながりを求める際に適しています。
  • 五度圏モード(Circle of Fifths Mode)
    • 特徴:五度圏に基づいて、コードを時計回りまたは反時計回りに表示します。
    • 使用シーン:伝統的なコード進行(例:I–IV–V)を作成したいときや、特にクラシックやジャズなど調性に基づいた進行を視覚的に確認したいときに便利です。

スケールアシスタントで提案しているコードの色は何を意味してますか?

Cubaseのスケールアシスタントで提案されるコードの色は、コードがスケール内でどのような役割を果たすかを示しています。色によって次のような意味を持ちます:

  • 青色:選択されたスケールの主要なコード(スケール内で最も安定したコード)
  • 緑色:補助的なコード(スケール内で調和するが、主要コードではない)
  • 赤色:調和しないコード(スケール外の音を含むため、異なる響きや緊張感を持つ)

この色分けにより、音楽制作時にどのコードがスケール内で最も調和するか、またはどのコードが外れるかを視覚的に理解しやすくなります。

まとめ

Cubaseのコードアシスタントは、作曲の効率を大きく向上させる強力なツールです。リストモード、近接モード、五度圏モードの3つの異なるモードは、それぞれのシチュエーションに最適なコード進行の候補を提示し、音楽制作の自由度を広げます。これにより、初心者から上級者まで、理論的なコード進行の選択をサポートし、作曲のアイデアをより豊かにすることができます。

Cubase Proをお持ちでないかたへ

これらの機能を駆使することで、作曲の幅が広がり、効率的に音楽制作を進めることができます。もし、CubaseのProバージョンをお持ちでない場合でも、これらのツールはアップグレードを検討する価値があります。作曲作業をさらに加速させ、プロフェッショナルな結果を得るための第一歩として、ぜひ活用してみてください。

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よろしければ引き続きこちらをお読みいただくと、知識が深まります。

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この記事を書いた人

副業マルチクリエイター|ブログ歴10年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級取得。大手IT企業で機構設計を担当。本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中!

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