はじめてのCubaseマスタリング!音量とピークをしっかり確認しよう

当ページのリンクには広告が含まれています。またAIによって生成された文章が含まれています。
はじめてのCubaseマスタリング!音量とピークをしっかり確認しよう

この記事を書いた人

tetsu7017 width=

tetsu7017

副業マルチクリエーター

ブログ歴11年/DTM音楽、AI画像、HP制作

SEO検定1級保有、IT機器機構設計エンジニア

1970年福岡生まれ、大阪住み
       
       >>詳しくはこちら

  • 本業のエンジニアとして働きながら、ブログやオリジナル曲の配信も楽しんでいます。
  • リタイア後も自由な時間を活かして充実した人生を目指しています。
  • このサイトでは、tetsu7017の実体験を通じて得たノウハウを発信中です。
  • 読者さまのお困りごとを解決することで、共により良い人生を目指しましょう。
お知らせ (クリックお願いします)

当サイトでは広告を掲載している場合がありますが、ランキングや商品の紹介においては、報酬の有無に関わらず中立的な立場でコンテンツを制作していますので、どうぞご安心ください。サイトで得た広告収入は、皆様に有益なコンテンツ提供や情報の質向上に役立てております。万が一、不適切な表現があった場合は、お手数ですが お問合せフォーム よりご連絡いただけますようお願い申し上げます。 管理者 tetsu7017

Audiostockからの不合格通知
Audiostockからの不合格通知

AudiostockやTuneCoreなどに申請する際にラウドネスやピーク値を守る必要があります。これを守らないと登録されません。マスタリング後の楽曲のラウドネスやピーク値の具体的な確認方法をまとめました。

参考までにTuneCoreAudiostockの記事も参照してください。

この投稿の対象者
  • Cubase Proユーザーで特に、マスタリングやメータリングに不慣れな初心者。
  • DTM初心者でマスタリングの基本を学びたい方。
  • 自身で楽曲制作から配信まで行い、品質向上を目指す自主制作アーティスト。
この投稿を読むメリット
  • マスタリング後のラウドネスやピーク値の数値化した検証ができるようになります

実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

クリックして読める「目次」

メータリングとは

音量メーター

マスタリング後に楽曲のラウドネスやピーク値を確認する作業は、一般的に「メータリング」と呼ばれます。これは、音源の音量レベルやダイナミクスを視覚的に測定・分析するプロセスを指します。メータリングを行うことで、楽曲が配信プラットフォームやメディアの基準に適合しているか、またリスナーにとって適切な音量で再生されるかを確認できます。

Cubaseでのメータリングのやり方

Cubase Proには、マスタリング後の楽曲のラウドネスやピーク値を数値化して確認するための2つの機能が備わっています。以下の手順で確認できます。

詳細についてはマスタリングの記事もご覧ください。

1.Cubase内臓「ラウドネスメーター」を使用する

ラウドネスメーターの使い方

MixConsoleを開く
MixConsoleを開く

メニューの「スタジオ」→「MixConsole」を選択します。

ラウドネスメーターの表示
ラウドネスメーター

MixConsoleの右にある「ラウドネス」タブをクリックし、ラウドネスメーターを表示します。


右ゾーンを表示/隠すボタン

MixConsoleの右側に表示がない場合には、右上の「右ゾーン表示/隠す」ボタンを押してください。

測定の開始
ラウドネスメーターボタン

「ラウドネス測定」のボタンを押して、メーターが動作オンの状態にします。


メーター

楽曲を再生すると、ラウドネスメーターがリアルタイムでラウドネス値(LUFS)を表示します。「Integrated」は楽曲全体の平均ラウドネスです。この「Integrated」の数値を確認します。

ラウドネス設定ボタン
ラウドネス設定

歯車マーク「ラウドネス設定」ボタンを押すと、ターゲットとなる値を入力できます。許容差込みのターゲット値よりオーバーすると、メーターの数字が赤になり分かりやすいです。

もしラウドネスメーターがない場合には下記がおすすめです。

Youlean Loudness Meterとは無料プラグインで提供されている高機能なラウドネスメーターです。LUFSやダイナミクスの測定が可能で、主要なDAWで使用できます

2.Audio「解析」(オーディオ解析)機能を使用する

2MIXの書き出し
オーディオ書き出し

マスタリング後の楽曲をオーディオファイルとして書き出します。

オーディオファイルの読み込み
オーデイオファイル読み込み

書き出したオーディオファイルを新規トラックにインポートします。

オーディオの選択
オーディオイベントを選択

インポートしたオーディオイベントを選択します。

解析の実行
Audioから解析を選択

メニューの「Audio」→「解析」を選択します。


解析結果

統合ラウドネス(Integrated LUFS)最大トゥルーピークレベル(Max True Peak Level)などの詳細な数値を確認できます。

2MIX(ツーミックス)とは、音楽制作において、複数のトラック(マルチトラック)を左右のステレオ2チャンネル(LとR)にまとめた音源、またはそのミックスダウンの工程を指します。

メーター

これらの機能を活用することで、マスタリング後の楽曲のラウドネスやピーク値を正確に測定し、各配信プラットフォームの推奨値に合わせて調整することが可能です。

【補足】ラウドネスについて

各配信プラットフォームの推奨ラウドネス値

各プラットフォームの推奨ラウドネス値は以下の通りです。

  • Spotify: -14 LUFS
  • Apple Music: -16 LUFS
  • YouTube: -13~-15 LUFS
  • Amazon Music: -9~-13 LUFS
  • SoundCloud: -8~-13 LUFS

これらの値は、各プラットフォームが推奨するラウドネスレベルであり、これを超えると自動的に音量が下げられる場合があります。プラットフォームごとに細かな違いがありますが、一般的には -14 LUFS を目標にするのが安全です

音量の大きさのは (音量小)-16LUFS<-14LUFS<-8LUFS(音量大)です。 数字が小さいほう(マイナスの数字なので注意)が音量が小さいです。

ラウドネス値の調整

例えば、Spotifyの推奨値が-14 LUFSである場合、楽曲のラウドネスが-10 LUFSだと、プラットフォーム側で音量が下げられる可能性があります。一方、ラウドネスが-14 LUFSより小さい(例えば-18 LUFS)場合、音量がそのまま、もしくは上げられることがありますが、プラットフォームによっては音量を上げない場合もあります。そのため、推奨値に近づけることが望ましいです。

目指すラウドネスは?

DTMで音楽プラットフォーム配信を考えている方は、下記でラウドネス調整しましょう。

  • Integrated LUFS(統合ラウドネス)-14 LUFS
  • True Peak値-1.0 dBTP

こちらのラウドネスに関する記事もご覧ください。

まとめ

コントロールルームイメージ

Cubase Proを活用したマスタリングにおいて、メータリングは楽曲のラウドネスやピーク値を適切に管理するための重要なプロセスです。本記事では、ラウドネスメーターやオーディオ解析機能を使用して、楽曲が各配信プラットフォームの推奨ラウドネス値に適合するよう調整する手順を解説しました。これらの手法を習得することで、リスナーにとって最適な音量バランスを実現し、高品質な音楽制作が可能となります。

音楽制作やIT作業のパフォーマンス向上には、日々の健康管理が欠かせません。私が実際に使って効果を感じたOura Ringについて、詳しくレビューしています。

興味のある方にはこちらの関連記事もオススメです!ぜひご覧ください。

\筆者オリジナル曲を販売中/

\筆者オリジナル曲を全世界に配信中/

はじめてのCubaseマスタリング!音量とピークをしっかり確認しよう

この記事が気に入ったら
フォローしてね!

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

  • 現役の音楽プロから直接指導
  • SNSで話題になる曲を作れる
  • 無料体験レッスンが受けられる
  • 音楽で稼ぐ方法も学べる
  • 最短で6ヶ月で音楽クリエイターに

\クリックして申し込み方法を確認/

  • 現役の音楽プロから直接指導
  • SNSで話題になる曲を作れる
  • 無料体験レッスンが受けられる
  • 音楽で稼ぐ方法も学べる
  • 最短で6ヶ月で音楽クリエイターに

\クリックして申し込み方法を確認/

この記事を書いた人

副業マルチクリエイター|ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT企業で機構設計を担当しています。本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中しています。

詳しいプロフィールはこちら>>

クリックして読める「目次」