初心者におすすめの10万円以下電子ピアノ（キーボードタイプ）

ピアノ選定の条件

電子ピアノとアコースティックピアノの違い

ピアノでもいろいろ種類があります。

よくご存じないかたにもわかるように表にしてまとめました。

	電子ピアノ	アコースティックピアノ
価格	比較的安価	高価
サイズ	コンパクトで軽量	大きく重い
音の発生	スピーカーまたはヘッドフォンから音が出る	ハンマーと弦で物理的に音が鳴る
タッチ感	鍵盤の重さや反応が電子的にシミュレートされている	実際の弦の振動で音が変化するため、タッチ感がリアル
音色の選択	複数の音色が選べる（ピアノ以外の楽器も含む）	主にピアノ音色のみ
音量調整	ボリュームで簡単に調整可能	音量は物理的に調整不可、ペダルや弦の使い方で調整
メンテナンス	基本的にほとんどメンテナンス不要	定期的な調律や内部の調整が必要
場所の自由度	どこでも設置可能、移動も簡単	定位置に設置する必要があり、移動は難しい
音響の再現性	音質は機種によって異なるがリアルな再現度は限られる	高い音質と豊かな響きが特徴
練習機能	メトロノームや録音機能が内蔵されていることが多い	そのような機能は内蔵されていないことが多い
ペダル	通常は3つのペダルが付いており、アコースティックに近い	3つのペダルが標準（ダンパーペダル、ソフトペダルなど）
可搬性	軽量で移動が簡単	重くて移動が難しい
販売	家電量販店・楽器店	楽器店

電子ピアノには、キーボード型(上)とデスク型(下)があります。

アコースティックピアノには、アップライトピアノ(上)とグランドピアノ(下)があります。

10万円以下でおすすめの電子ピアノ

10万円以下で、場所を取らず、軽量で、本物に近いタッチ感を求める方におすすめの電子ピアノをいくつかご紹介します。

モデル名	鍵盤タイプ	サイズ（幅×奥行×高さ）	重量	価格	特徴	筆者の感想
YAMAHA P-125a	GHS鍵盤（グレードハンマー）	132.6×29.5×16.6 cm	約11.8kg	¥49,800	– アコースティックピアノに近いタッチ感 – 4スピーカー搭載で自然な音の広がり – USB接続で録音やアプリ連携可能 – スタンド不要の卓上型で省スペース	価格に対して非常に高品質な音とタッチ感。特に初心者におすすめの機種。	Amazon 楽天 Yahoo
YAMAHA P-225	GHC鍵盤（新型）	約132.6×27.2×14.9 cm	約11.5kg	¥59,800	– P-125aの後継機種 – CFX音源搭載で音質向上 – スピーカー性能の強化 – スマートデバイスとの連携強化	音質と機能のバランスが素晴らしく、特に音のリアルさが魅力的。多機能がありがたいです。	Amazon 楽天 Yahoo
CASIO PX-S1100	スマートスケーリングハンマーアクション鍵盤	132.2×23.2×10.2 cm	約11.2kg	¥57,545	– スリムなデザインで省スペース – マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR音源搭載 – 最大同時発音数192音 – Bluetoothオーディオ機能搭載	デザインがスリムでスタイリッシュ、音の広がりも素晴らしく、特に初心者には嬉しい機能が豊富。	Amazon 楽天 Yahoo
KAWAI ES120	レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード鍵盤	130.5×28.0×15.0 cm	約12.0kg	¥52,800	– スタイリッシュなデザイン – フルコンサートピアノ「SK-EX」の音色内蔵 – グランドピアノの弾き応えを再現 – Bluetooth MIDI機能搭載	高級感のある音色とタッチ感が特徴。音の表現力も豊かで、練習を楽しむことができる機種です。	Amazon 楽天 Yahoo
Roland FP-10	スケーリングハンマーアクション鍵盤	128.4×25.8×14.0 cm	約12.6kg	¥52,400	– スタンド一体型で安定感あり – グランドピアノの響きを追求した音源 – 3本ペダル標準装備 – 白鍵は象牙調、黒鍵は黒檀調の仕上げ	本格的なピアノの音とタッチ感があり、見た目も高級感がありますが、少し重めなので設置場所に注意が必要。	Amazon 楽天 Yahoo
KORG B2	ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション鍵盤	131.2×33.6×11.7 cm	約11.7kg	¥53,400	– モダンなデザイン – 30種類の多彩な音色内蔵 – 専用スタンドとダンパーペダル付属 – アコースティックピアノのタッチ感を再現	軽いタッチ感と広い音色のバリエーションがあり、コストパフォーマンスが良好。練習用途には十分。	Amazon 楽天 Yahoo

１. YAMAHA P-125a【筆者おすすめ】

5点満点で★マークの数で筆者tetsu7017が評価しています。

YAMAHA P-125aの評判

 ポジティブな評判

1. 高品質な鍵盤と弾き心地

YAMAHA P-125aはGHS（グレードハンマースタンダード）鍵盤を採用しており、価格帯の中では優れた弾き心地を提供しています。GHS鍵盤は低音部が重く、高音部が軽くなる特性を持ち、アコースティックピアノに近い感覚で演奏できます。

「鍵盤が軽すぎて早弾きしにくかったり、重すぎて指が疲れるといったことは電子ピアノにありがちです。しかしこのP-125は、軽すぎず重すぎず、指を離すときに少しだけ吸いつくような抵抗があります。」

Monotopia

2. 優れた音質と音源

P-125はYAMAHAのピアノ音源を使用しており、高品質な音を再現しています。特に4スピーカーシステムによる自然な音の広がりが評価されています。

流石のYAMAHAです。CFIII Sのサンプリングから昔ながらの懐かしいピアノまで、ちゃんとYAMAHAしていて思い通りの聞き馴染みのある音色が丁寧にサンプリングされています。同時発音数は192と非常に多く、スピーカーもかなり大きな音まで出ますので、満足度は高いと思います。

価格.com レビュー

3. 優れたコストパフォーマンス

約5〜6万円という価格帯において、88鍵フルサイズ、GHS鍵盤、良質な音源など、非常に優れた性能を提供しています。

新品で約5万円前後。高校生でもバイトすれば1ヶ月で買えるレベルだ。評価も4.6と非常に良い。

type00k.com

4. コンパクトで省スペース

コンパクトなデザインで省スペースな上、スタイリッシュな外観はどんなインテリアにも馴染みます。

幅132.6㎝、奥行き29.5cmとコンパクトなサイズのため、置く場所を選びません。

Monotopia

5. 使いやすい機能性

USBを通じてパソコンやiOSデバイスと接続可能で、録音機能やメトロノーム機能など必要な機能が揃っています。またヘッドホン使用で夜間でも練習可能です。

ヘッドホン用のジャックがついているので、夜間でもご近所迷惑を気にすることなく練習ができます。ヘッドホン使用時の音漏れはまったく無く、また打鍵による振動もほとんどないので、マンションやアパートなどでも思う存分弾くことができます。

Monotopia

 ネガティブな評判

1. 高音域の音に関する問題

一部のユーザーから、高音域の音が出にくい・聞こえにくいという指摘があります。

音色、デザインはよかったのですが高音域の音がほとんど出ない。音色によっては完全に聞こえない。他のレビューでも高いキー音が出ないという評価があるので、どうやら…

ヨドバシカメラ レビュー

2. アコースティックピアノとの違い

電子ピアノの性質上、アコースティックピアノに慣れている上級者には物足りなく感じる場合があります。

P-125のGHS鍵盤は、YAMAHAの中で最もコストを削った最廉価の鍵盤です。あまり良くありません。

価格.com クチコミ掲示板

3. 持ち運びに関する問題

重量が11.8kgとコンパクトながらも、持ち運びにはやや重いと感じるユーザーもいます。

重量が11.8kgと、若干重い点はマイナスポイントです。持ち歩いて外出したりする…

Monotopia

4. 付属品の不足

スタンドやペダルが別売りのため、これらを別途購入する必要があります。

スタンドについては専用のL-125Bという商品が販売されているので、ご一緒に購入されることをおすすめします。

Monotopia

２. カシオ PX-S1100

5点満点で★マークの数で筆者tetsu7017が評価しています。

 CASIO PX-S1100の評判

 ポジティブな評判

1. スタイリッシュでコンパクトなデザイン

CASIO PX-S1100は、「世界最小の奥行きサイズ」という特徴を持つ電子ピアノです。奥行きわずか23.2cmの非常にスリムなボディが特徴で、限られたスペースでも設置しやすいという点が高く評価されています。

プリヴィア PX-S1100は、とてもスリムでスタイリッシュな電子ピアノで、スタンドを使わずに好きな場所に置いて使え、持ち運べる専用ソフトケースも…

Joshin web

2. 高品質な音源と響き

「マルチ・ディメンショナル・モーフィングAiR」という音源を搭載しており、グランドピアノの自然な響きを忠実に再現しています。特に、微妙な音の強弱や余韻をリアルに表現できる点が高く評価されています。

PX-S1100は生ピアノのようなゆらぎ感が増したというか、抽象的ですが自然でふくよかさのある響きになった気がします。高音とか普通に気持ちの良い音でテンションが上がります。

価格.com レビュー

3. 鍵盤の質感と弾き心地

象牙調の白鍵と黒檀調の黒鍵を採用し、滑らかな触り心地と高級感のある質感が好評です。また、実際のピアノと同様に低音部は重く、高音部は軽くなるグレードハンマーアクション機構を採用しています。

表面の仕上げが少しマットな象牙調の白鍵と黒檀調の黒鍵です。安い電子ピアノによくあるいかにもプラスチックなツルツルな仕上げじゃないので、滑らかな触り心地が良いです。

yamapiano.com

4. Bluetooth機能と専用アプリ連携

Bluetooth機能によりスマートフォンと連携し、音楽を流しながら演奏したり、専用アプリ「CASIO MUSIC SPACE」を使って音色設定やピアノロール表示などの機能を利用できる点が便利だと評価されています。

Bluetooth機能を使うと単純にスピーカーとしても使えるし、音楽を流しながら、それに自分が弾いて重ねることもできるので、これがめちゃくちゃ楽しいんですよ。

島村楽器

5. バッテリー駆動と持ち運びやすさ

単三電池6本で約4時間の駆動が可能で、11.2kgと比較的軽量なため、持ち運びが容易という利点があります。これにより、場所を選ばずに演奏できる柔軟性が高く評価されています。

付属のアダプター以外にも単三電池6本でも駆動します。音量などにもよりますが、およそ4時間使えます。既にピアノは所有していても、持ち運んで演奏したいという人にも便利です。

yamapiano.com

 ネガティブな評判

1. 黒鍵と白鍵のバランス

特に海外ユーザーからの指摘として、黒鍵が白鍵よりも軽すぎるという批判があります。これは本物のピアノとの違いとして挙げられています。

日本ではあまり言われてなさそうですが、本物のピアノよりも白鍵と黒鍵の重さのバランスが違うとのことで、海外YouTuberが欠陥品という強い言葉でレビューしているものもあります。

yamapiano.com

2. 操作パネルの指紋問題

タッチ操作式のパネルは光沢があり、指紋が目立ちやすいという点が不満として挙げられています。特に黒色モデルでは、この問題がより顕著になります。

この操作面を含む上面パネルはガラスのような光沢感ある仕上げです。なので操作の度に確実に指紋がつきます。特に黒だと余計に目立ちます。

yamapiano.com

3. 付属ペダルの品質

付属のペダルが小さくて動きやすく、固定しづらいという点が欠点として指摘されています。これは多くの卓上電子ピアノに共通する問題でもあります。

当機種に限った話ではないですが、卓上電子ピアノに最初から付属しているダンパー用のペダルは、ただのスイッチのような形です。床に置いて踏めば機能としては問題ないのですが、小さいから動きやすく固定しづらいのが難点です。

yamapiano.com

4. スピーカーの音質

音量を上げた際に、特に低音域でスピーカーからビビリ音が発生することがあるという指摘が一部のユーザーからあります。

1点、ボリューム大きくして低音を鳴らすとスピーカーから若干ビビり音がするのが不満点です。個体差か、エイジングで改善するものかもしれませんが。

価格.com レビュー

5. 直感的でない操作性

多くの機能がキーボードに割り当てられており、説明書を見ながら操作する必要があるなど、直感的ではないという意見があります。

多機能電子ピアノは大体そうですが、キーボードに機能が割り当てられているので、説明書を見ながら操作する必要があり直感的ではない。

価格.com レビュー

3. KAWAI ES120

5点満点で★マークの数で筆者tetsu7017が評価しています。

KAWAI ES120の評判まとめ

これまでの情報を基に、KAWAI ES120のポジティブとネガティブな評判を詳細にまとめていきます。

 ポジティブな評判

1. 本格的な鍵盤タッチと弾き心地

• レスポンシブ・ハンマー・アクション・スタンダード (RHS)鍵盤を採用しており、グランドピアノに近い弾き心地を実現しています。
• 鍵盤の戻りが速く、トリルや連打などの細かい音符も美しく鳴らすことができます。
• 白鍵・黒鍵ともに表面に質感のあるテクスチャー加工がされており、指の滑りを防ぎます。
• ヤマハP-125と比較して、より広範囲のタッチ感度を提供しています。

2. 高品質なピアノ音源

• カワイのフルコンサートグランドピアノ「SK-EX」の音をサンプリングしており、豊かで繊細な音色を再現しています。
• ハーモニック・イメージング・テクノロジーによって作られた音源により、強弱の表現幅が広く、ダイナミックな演奏が可能です。
• フォルテッシモからピアニッシモまで幅広い音色を使い分けられます。
• 「粒がひとつひとつ立っているけどまとまっている」「生ピアノと遜色ない音色」という評価もあります。

3. 洗練されたデザインと多彩なカラーバリエーション

• 「ブラック」「ホワイト」「ライトグレー」の3色展開で、インテリアに合わせて選べます。
• ピアノの弦をイメージした一本のラインが特徴的で、高級感のあるデザインが好評です。
• 操作ボタンもデザインの一部として美しく配置されています。
• スタイリッシュで現代的な外観は、P-125よりも新しく感じられるとの評価があります。

4. 軽量でコンパクト

• 重量わずか12.5kg、幅130.5cm×奥行28cm×高さ15.0cmというコンパクトなサイズで持ち運びが容易です。
• 狭いスペースにも設置しやすく、マンション住まいの方にも適しています。
• 専用スタンドと組み合わせることで据え置き型の電子ピアノとしても使用できます。

5. 充実した機能

• Bluetooth MIDI・オーディオ機能を搭載しており、スマートフォンやタブレットと簡単に接続できます。
• 「Piano Remote」というアプリを使って、音色選択やメトロノーム設定などをスマートフォンから操作可能です。
• ユーザーが好みのピアノ音に調整できるコンサートチューナー機能を備えています。
• 192音のポリフォニー（最大同時発音数）を備え、複雑な楽曲の演奏にも対応可能です。

6. 改良されたスピーカーシステム：ES110（前モデル）に比べて約50%パワーアップした20ワットのスピーカーシステムを搭載しています。音の明瞭度が向上し、特に高音域の倍音がより鮮明に聴こえるようになりました。

P-125の14ワットスピーカーと比較して、特に低音域での音量と迫力に優れています。

 ネガティブな評判

1. 鍵盤タッチはやや軽め

• 据え置きタイプのモデル（CN201など）と比較すると、タッチがやや軽めです。
• 本格的なグランドピアノに慣れている人には、物足りなさを感じる可能性があります。・・・初心者には問題なし
• 「鍵盤の戻りが速い」という特性は、細かい音符の演奏には有利ですが、重厚な曲の演奏時には少し違和感を感じます。

2. 付属ペダルの品質：前モデル（ES110）では高品質なサスティンペダルが標準付属していましたが、ES120ではダウングレードされています。

• 「付属のペダルはフットスイッチ式の簡易的なものであり、高品質な演奏には物足りない」
• 「本格的に使用する場合は、別売りのペダルユニットの購入を検討しましょう。」

3. 価格が少し高い：価格がヤマハP-125Aより約2万円ほど高い。

4. 5ピンMIDI端子の廃止：前モデル（ES110）にあった5ピンMIDI端子が廃止されました。・・・DTMをやらない初心者には問題なし

5. 自動伴奏機能がない：ヤマハP-125Aには自動伴奏機能がありますが、ES120にはドラムリズムのみで自動伴奏機能はありません。初心者や伴奏を楽しみたいユーザーにとっては、この機能の欠如が物足りなく感じる可能性があります。

4. Roland FP-10

5点満点で★マークの数で筆者tetsu7017が評価しています。

Roland FP-10の評判

 ポジティブな評判

1. コンパクトで持ち運びやすいデザイン：88鍵モデルとしては最小クラスのコンパクトなサイズを実現しています。

• 「スリムでシンプルなデザインがよいです。」
• 「設置スペースが限られている環境でも使いやすいです。」

2. 本格的なピアノタッチと弾き心地：PHA-4スタンダード鍵盤を搭載し、グランドピアノさながらの弾き心地を実現しています。

• 「象牙調の鍵盤表面が指の滑りを防ぎ、長時間の演奏でも快適です。」
• 「鍵盤の重みがしっかりあり、本物のピアノに近い感覚を得られます。」
• 「7万円を超えるFP-30と全く同じ鍵盤を搭載しており、この価格帯では抜きん出た鍵盤品質」

3. 高品質なピアノ音源：ローランド独自の「スーパーナチュラル・ピアノ音源」を搭載しており、繊細でやわらかい音色からダイナミックな音色まで表現できます。アプリを使った音色の調整が可能で、好みのサウンドに調整できます。

• 「ヘッドホン使用時の音質は非常に良いです。」

4. 高いコストパフォーマンス

• 「5〜6万円程度で本格的なハンマーアクション鍵盤の電子ピアノが手に入ります。」
• 「値段以上のものだと思います」

5. デジタルならではの便利な機能

• Bluetooth MIDI接続に対応しており、スマートフォンやタブレットと連携可能。
• 「Piano Partner 2」というアプリと連携することで、譜面表示や音色変更、練習機能などが利用できます。
• メトロノーム機能やツインピアノ機能など、練習に役立つ機能が搭載されています。

 ネガティブな評判

1. スピーカー音質

• 内蔵スピーカーの音質については「チープな音」「ノッペリした平面的なピアノ音」という評価があります。
• 「店頭ではとても良い音に感じたが家で弾いたら普通だった」という意見も。
• 「高音は音が貧弱で残念だった」という指摘があります。 

2. 鍵盤の異音問題

• 複数のレビュアーが黒鍵を押し込んだときに「プチプチ音」がする現象を報告しています。
• 「指を離したあと、鍵盤が元の位置に戻る瞬間に少しガタガタした音が出ることがある」という指摘もあります。
• この現象は断続的に発生し、場所が移動するという不思議な特性があるようです。

3. 付属ペダルの品質

• 付属のペダルスイッチが軽すぎて足元で滑りやすいという不満が多く見られます。
• 本格的に演奏するなら別売りのペダル購入が推奨されています。
• ハーフペダル機能は上位モデルのFP-30と比べて3段階のみという制限があります。

4. 操作性の制限

• 表示部がほとんどなく、現在の設定状態が視覚的に確認しづらいという指摘があります。
• 機能の一部は取扱説明書を見ないと操作できないため、直感的な操作がしづらい場合があります。
• 録音機能が搭載されていないため、自分の演奏を録音して聴き返したい場合は不便です。

5. 上位モデルとの機能差

• FP-30やFP-60と比較して、スピーカーの数や対応アプリケーションの種類などに違いがあります。
• ハーフペダル対応ペダル（DP-10）を接続した場合でも、FP-10は3段階（0/64/127）の制御に限定されます。
• 音色のバリエーションが少ないという指摘もあります。

5.KORG B2

5点満点で★マークの数で筆者tetsu7017が評価しています。

以上の調査結果を基に、コルグ B2のポジティブとネガティブな評判について詳細にまとめていきます。

KORG B2 評判

 ポジティブな評判

1. コストパフォーマンスの高さ

• 3万円台という価格帯ながら、本格的なピアノタッチと良質な音色を備えている点が非常に評価されています。
• 「この価格帯としては及第点以上」「価格に対するクオリティは高い」「コスパ最強」といった評価が多く見られます。
• 初めての電子ピアノとして、または練習用の2台目として購入する人に人気があります。

2. 鍵盤タッチの良さ

• アコースティックピアノと同様に低音部は重く、高音部は軽くなるNH（ナチュラル・ウェイテッド・ハンマー・アクション）鍵盤を採用しています。
• 「疲れにくい適度な重さ」「タッチコントロールが3段階で変えられる」など、使いやすさを評価する声が多いです。
• 普段アコースティックピアノを弾いている人も違和感なく演奏できるとの評価があります。

3. 豊富な音色と高品質なサウンド

• 5種類のピアノ音色に加え、オルガンやストリングスなど全12種類のサウンドが搭載されています。
• ペダルを踏み込んだ際の弦の共鳴（ダンパーレゾナンス）まで再現した丁寧なサンプリングが行われています。
• 特にイタリアン・コンサート・ピアノやジャズピアノの音色が好評で、「この価格帯で驚くほど良い」との評価があります。

4. コンパクトで持ち運びやすいデザイン

• 幅1,312mm、奥行き336mm、高さ117mm、重量11.4kgというコンパクトなサイズで、持ち運びや収納がしやすいです。
• シンプルなデザインでリビングや寝室など、どんな部屋にも馴染みやすいとの評価があります。
• 別売りの専用スタンドと組み合わせることで、据え置き型としても使用できます。

5. 充実した接続機能

• USB MIDI/AUDIO接続に対応しており、パソコンやスマートフォンと接続して様々な用途に活用できます。
• AUDIO IN端子があり、スマートフォンなどの音楽を電子ピアノのスピーカーから流しながら演奏できます。
• 「練習時に伴奏を流しながら演奏できるのが便利」という声が多く見られます。

6. 豊富な付属ソフトウェアバンドル

• オンラインピアノレッスン「Skoove」（3ヶ月間のプレミアムプラン）が付属しています。
• ピアノ・キーボード音源アプリ「KORG Module」やDAW音楽制作アプリ「KORG Gadget 2 Le」も付属していて、音楽制作にも活用できます。
• これらのソフトウェアがあることで、単なる電子ピアノ以上の価値があるとの評価があります。

 ネガティブな評判

1. 煩雑な操作性
液晶画面がないため、音色変更などの操作はボタンを押しながら特定の鍵盤を押すという方法になります。

• 「常に説明書が手放せず慣れることもない」「使いずらいことこの上ない」
• どの音色を選んだかは押した回数を数えるか、実際に音を出して判断する必要があります。

2. スピーカー音質

• 「低音の迫力は少し不足気味なので中高音が際立つ感じ」
• 「ヘッドホンで聴くとかなり良い音質ですが、内蔵スピーカーでは物足りなさを感じます。」
• 一部の音色（特にジャーマン・コンサート・ピアノ）では「チープな電子音」が気になるという声もあります。

3. 付属ペダルの品質

• 「反発が強く長時間弾いていると足がつります。」
• 「接続が難しい」「コードの長さがギリギリです。」
• 「本格的に使用するなら別途ペダルの購入を検討した方が良いです。」

4. ボリューム調整が難しい

• 「使いづらい」「微調整に向いていない」
• 「マンションなどで音量に気を使う環境では、正確な音量調整が難しいです」

5. 一部の品質問題

• 「気温が寒いと、戻りが鈍い鍵盤が発生する」
• 「弾いていると譜面台がよく揺れる」
• 一部の黒鍵の音が急に大きくなる不具合がまれに発生する

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最後まで読んでいただきありがとうございました。