DTMのミリセカンド(ms)活用法 ― レイテンシーからディレイまで

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DTMのミリセカンド(ms)活用法 レイテンシーからディレイまで
tetsu7017
このサイトの管理者・副業マルチクリエーター
福岡県出身、大阪住み。ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT機器メーカーで機構設計を担当。
本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者・中級者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中しています。AIやITツールを活用しながらブログやオリジナル曲の配信を楽しんでいます。リタイア後も自由な時間を活かして充実した人生を目指しています。
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実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

この投稿の対象者
  • DTM初心者で、msの基礎知識を具体例と共に理解したい人
  • CubaseなどDAWでの制作効率を上げたい人
  • レイテンシーやディレイ調整で音質改善を目指す人
この投稿を読むメリット
  • msとBPM換算表を活用し、楽曲効果を正確に設定できる
  • 情報ラインでノートをms単位で調整し表現力を高められる
  • レイテンシー理解により快適な制作環境を構築できる
クリックして読める「目次」

DTMにおける ミリセカンド(ms) とは

DTMにおける ミリセカンド(ms) とは、「1秒を1000分割した時間単位」で、時間の長さを細かく指定するための基準です。

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ミリセカンドの主な使われ方

ディレイ(Delay)

エコーの間隔を「250ms」などと指定すると、0.25秒ごとに反復音が鳴ります。

リバーブ(Reverb)

リバーブ
左下に「PREDELAY」「20ms」があります。

プリディレイ(音が反射するまでの時間)を「20ms」などで調整します。

リバーブの記事を追加予定です

MIDI編集

クオンタイズやノートのずれを「数ms」単位で調整して、人間らしい揺らぎを加えることがあります。

関連記事:人間の演奏間、ヒューマナイズ

レイテンシー(遅延)

右上にレイテンシー(遅延)の数字msが記載されています。

オーディオインターフェースやプラグインの処理遅延を「〇ms」と表記します。20ms以上は体感遅延を感じます。

関連記事:USBキーボードの遅延(レイテンシー)

BPM(テンポ)とは別基準:BPMが拍(音楽的時間)なのに対し、msは物理的時間。 目安として、100ms ≒ 0.1秒、1msは非常に短いが耳で違いを感じることもある(特にレイテンシーやアタック感)。

まとめ

DTMでのミリセカンドは「楽曲内の処理や効果をリアル時間で微調整するための単位」です。

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BPM・ミリセカンド換算表

BPMとミリセカンド換算表を用意しました。

スクロールできます
BPM全音符
(4拍)
2分音符
(2拍)
4分音符
(1拍)
8分音符
(1/2拍)
16分音符
(1/4拍)
32分音符
(1/8拍)
4分音符3連符
(1/3拍)
8分音符3連符
(1/6拍)
16分音符3連符
(1/12拍)
60400020001000500250125333.3166.783.3
8030001500750375187.593.825012562.5
902666.71333.3666.7333.3166.783.3222.2111.155.6
100240012006003001507520010050
1202000100050025012562.5166.783.341.7
1401714.3857.1428.6214.3107.153.6142.971.435.7
1601500750375187.593.846.912562.531.2
1801333.3666.7333.3166.783.341.7111.155.627.8

ディレイやリバーブ設定の目安として活用できます。1拍(4分音符)は 60000 ÷ BPM [ms] で計算されます。

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 情報ラインで値入力でノートイベントやMIDIノートをmsずらす

ダブリング時にノートをミリ秒単位で微調整できます。
情報ラインの開始位置を直接編集することで、正確なタイミング調整が可能です。

STEP

通常は「小節/拍」単位です。右クリックで「秒」を選択し単位を変更します。(作業が終わったら適宜「小節/拍」に戻しましょう。)

STEP

ノートイベントやMIDIノートを選択します。情報ラインに「開始」などが表示されます。

STEP

「開始」に遅らせたい数字を足します。例は、選択した青の部分がmsです。

STEP

931(ms)に30(ms)を足して、961を入力します。  30ms後ろに動きます。

編集画面の各エリア名称
ノート情報の名称
  • MIDIノート:音の高さや長さを表す単位
  • ノートイベント:MIDIノートをまとめた単位

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出典

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まとめ

DTMにおけるミリセカンド(ms)は、ディレイやリバーブ、MIDI編集、レイテンシー調整など幅広く活用される重要な時間単位です。BPMとの換算を理解すれば、エフェクト設定や演奏の人間味を加える作業が格段に効率化します。情報ラインを使ったノートの微調整も、プロ並みの表現力を実現する近道です。日々の制作においてmsを意識して使いこなすことで、楽曲の完成度は確実に向上します。


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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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