タグ
USB MIDIキーボードの遅延・レイテンシー対策:ASIOバッファ設定ガイド
広告とAI生成素材が当ページに含まれています。

最初に結論
ASIOバッファーサイズ調整するとUSBMIDIキーボードの音の遅延が解消されます。
USBMIDIキーボードの入力がモタる…原因の多くはASIOバッファ設定とプラグイン由来の遅延(レイテンシー)。本記事はYamaha Steinberg UR22+Cubaseを例に、録音用/ミックス用の最適バッファ値の決め方、入出力レイテンシーの目安、「プラグインディレイ補正」の使いどころまでを最短手順で解説。約10ms前後まで詰めて、打ち込みと再生を快適化します。
筆者tetsu7017の環境
Steingburg
¥89,800 (2025/08/15 19:57時点 | Amazon調べ)
M-Audio (エムオーディオ)
¥14,791 (2025/10/22 16:20時点 | Amazon調べ)
実例はCubase Pro 13 (Windows)です。
クリックして読める「目次」
バッファーサイズ調整方法
STEP
コントロールパネルを開く

UR22ユーザーは左エリアにある「オーディオシステム」下の「Yamaha Steinberg USB ASIO」を選択する。
STEP
バッファーサイズ選択
STEP
入力と出力のレイテンシー低下


レイテンシーが低下したことを確認して、「OK」ボタンを押す。事例の場合、キーボードの遅延は「出力のレイテンシー」になります。初期値(10+20=)30msが変更後(4.331+5.306=)9.637msに低下し、遅延が短くなり改善されています。 20msを超えると体感上、遅延を感じます。
広告の下に記事が続きます
プラグインディレイ補正(Constrain Delay Compensation)とは?


プラグインディレイ補正機能は、プラグインが発生させる遅延を一時的に無効化し、低レイテンシーで快適に録音や演奏を行うための機能です。特にルックアヘッド機能を持つダイナミック系プラグインやリバーブ、リミッターなどによる遅延をカットし、バッファサイズ本来のレイテンシー環境に戻せます。
ツールバーに「プラグインディレイ補正」ボタンがない場合

ツールバーで、マウスを右クリックして、「ツールバーを設定」ウインドウを表示、「プラグインディレイ補正の解除」チェックボックスにチェックを入れます。
補足

環境設定の「VST > プラグイン」で録音時のディレイ補正しきい値も設定できます。
※プロジェクトウインドウ一番上のメニューバーの「編集」>「環境設定」
出典
- Cubase 14, Windows 11 pro 24h2, Performance Peaks – Cubase – Steinberg Forums
- Understanding Constrain Delay Compensation in CUBASE
広告の下に記事が続きます
まとめ
- オーディオインターフェイスの専用ドライバーを使用(この記事の実例ではYamaha Steinberg USB ASIO)
- ASIOバッファ:録音は128~192(不安定なら256~384)、ミックスは512~1024
- 入出力レイテンシー合計の目安は約10ms前後。耳とメーターで確認
- 録音時は[遅延抑制]オン+高遅延プラグイン停止/録音後に戻す
- 負荷軽減:フリーズ/レンダリング、不要トラック停止
- 接続はPC直挿し、USB省電力を無効化。サンプリング周波数とバッファはセットで最適化
次の記事も、きっとあなたのお役に立ちます。気になる方はこちらからチェック!
Cubase初心者関連記事
最後まで読んでいただきありがとうございました。
独学できる人とは
DTMを独学できる人と、難しい人の特徴を整理したチェックリストを作成しました。自分がどちらに近いかを判断する参考にしてください。
| 独学できる人の特徴 | 独学が難しい人の特徴 |
|---|---|
| 自分で調べる習慣がある(検索力・英語資料も活用できる) コツコツ続ける粘り強さがある 小さなゴールを設定して達成感を積み上げられる 手を動かしてコードを書き、試行錯誤を楽しめる 分からないときに質問できる(SNSやコミュニティ利用) 学んだことを整理・アウトプットする習慣がある | エラーやつまずきで挫折しやすい ゴール設定が曖昧で「どこから始めればいいか」迷い続ける 受け身で「正解を教えてほしい」と思いがち 学習の優先順位づけが苦手で継続できない 情報が多すぎて比較・選択できず混乱する 孤独に学ぶのが苦痛でモチベーションが下がる |
独学はちょっと難しいかも…
チェックリストで ‘独学はちょっと難しいかも…’ と感じた方も安心してください。
DTMは一人で悩むより、伴走してくれる環境に身を置くことでグンと成長できます。
もし効率的に学びたいなら、プロの講師がサポートしてくれる DTMスクール を活用するのも一つの方法です。





