【保存版】リバーブのコツ|Cubase実例で学ぶ設定・種類・おすすめプラグイン

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tetsu7017
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忘備録としてまとめた内容ですが、同じ悩みを持つ方のヒントになれば幸いです。

本記事で紹介する内容は一例であり、他にもさまざまな方法や考え方があります。目的や状況に応じて柔軟に取り入れてください。

実例はCubase Pro 13 (Windows)です。

クリックして読める「目次」

リバーブについて

reverence
Cubse付属のリバーブ「REVerence」

初心者の場合、ドライ/ウェット、ディケイ長、プリディレイの3つの主要なコントロールのみを学ぶだけで十分です。また多くのリバーブの種類を気にする必要はありません。まずは一つのリバーブに習熟し、それを最大限に活用する方法を学ぶことが重要です。Valhalla Roomのようなプレミアムリバーブも推奨されますが、Cubase Pro に付属のリバーブで十分です。

リバーブの主な種類

  • ルームリバーブ (Room Reverb)
    • 様々な楽器に送り、ミックスを一体化させ、一つの空間から来るように聞こえさせるのに最適です。
  • プレートリバーブ (Plate Reverb)
    • ボーカルに特に効果的で、明るく独特なサウンドでミックスの中で際立たせます。
  • スプリングリバーブ (Spring Reverb)
    • 金属コイルを使用したリバーブをモデルにしており、メタリックなサウンドでギターによく合います
  • ホールリバーブ (Hall Reverb)
    • 弦楽器や長いディケイタイムを持たせたいものに非常に適しています。ボーカルにも、特にAUXチャンネル(FXトラック)で使用する場合に効果的です。
  • シマーリバーブ (Shimmer Reverb)
    • リバーブ音にオクターブ上のピッチシフトを加えることで、幻想的で輝くような響きを生み出します。
    • アンビエントやシネマティックな音楽でよく使われ、サウンドに広がりと神秘的な雰囲気を与えます。
  • カテドラルリバーブ (Cathedral Reverb)
    • 大聖堂のような非常に長い残響をシミュレートし、荘厳で壮大な空間感を作り出します。
    • クワイア、オルガン、荘重なバラードなどに適し、音楽全体をドラマチックに演出します。

リバーブの方式

  • コンボリューションリバーブ(Convolution Reverb)
    • 実際の空間や機材のインパルス応答(IR)を利用し、非常にリアルな響きを再現できます。簡単に言えば、「本物のホールやスタジオの音の響きをサンプリングして再現する」リバーブです。自然な響きが欲しいときに最適ですが、CPUにはちょっと厳しいタイプでもあります。
  • アルゴリズムリバーブ(Algorithmic Reverb)
    • 数学的なモデル(アルゴリズム)を使って人工的に残響を生成するタイプのリバーブです。コンボリューションリバーブが“実際の空間を録音して再現”するのに対し、こちらは“物理現象をシミュレーションして作る”ものです。音作りの自由度と軽さを求めるタイプです。

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Cubase Pro内臓リバーブ比較

スクロールできます
プラグイン名主な方式特徴CPU負荷パラメーター数用途・向き
REVerencereverenceコンボリューション実際の空間のインパルスレスポンスを用いる高め多い本格的・自然なリバーブ向け
REVelation
revelation
アルゴリズムアーリーリフレクション+テール制御少なめ普通クリアでナチュラルな汎用リバーブ
RoomWorks
roomworks
アルゴリズム高度な部屋/環境シミュレート調整可能普通多め現実的な部屋や空間の再現
RoomWorks SE
roomworks-se
アルゴリズムRoomWorks の簡易版、低負荷低め少なめシンプルな設定・初心者向け

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リバーブ処理の細かい使い分け一覧

多くの場合、複数トラックで共有するためセンドリターンで用いられますが、ボーカルや特殊用途などではインサートにも使われます。

楽器や用途によるリバーブの使い分けは、トラックの役割とミックス全体の空間設計に重要です。以下の一覧表に、リバーブ適用方法(インサート/センド、プリ/ポスト)、楽器ごとの一般的運用、応用テクニックをまとめます。​

スクロールできます
楽器/用途インサート/センドプリ/ポスト主な理由・効果備考・応用テクニック
ボーカルセンド推奨ポスト空間統一・調整しやすい独自に深めたい時はインサート​
ギター(エレキ)インサートプリ個性強調・特殊空間効果クリエイティブエフェクト時
ギター(アコースティック)センドポスト他楽器と空間共有センドの量を微調整
ピアノ、ストリングスセンドポスト奥行きや立体感全体空間感構築
ドラム(スネア等)センドポストアタック以外を調整スネアのみインサート可​
ドラム(全体)センドポストライブ感演出・空間統一ルーム+ホール併用
SFX/効果音インサートプリ/ポスト強い特殊効果/演出シズルや場面転換
バッキング全体センドポストバンドでまとまり感良いアンビエンス作り

テクニックと補足ポイント

  • インサートは単体楽器やクリエイティブな音作り用途に向きます。​
  • センド/リターンは複数トラックを一つの空間にまとめたい時に便利で、CPU負荷の軽減もメリット。​
  • プリフェーダーは元音のフェーダーで音量を下げてもリバーブ量が一定、ポストフェーダーはフェーダー量に応じてリバーブも変化するため、一般的には「ポスト」推奨。​
  • ボーカルでは複数リバーブ併用(例:プレート+ホール)が深み・立体感を作れる。​
  • リバーブ後にEQを挿し、不要な帯域(特に低域)をカットすることで濁りを防ぎ、ミックスがクリアに。​
  • オートメーションでリバーブ量や空間感を場面ごとに変化させると効果的。​

センド使用時の「ポストフェーダー」と「プリフェーダー」の切替による音量管理は、送る信号のタイミングと動きに依存します。​

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センド使用時のポスト/プリ切替での音量管理方法

ポストフェーダーの場合

  • フェーダーの音量調整後にセンド出力
    → フェーダーを下げれば原音とリバーブ(残響)の両方の音量が一緒に下がる。​
  • ミックスバランスが保たれやすい
    → ライブや通常ミックスでは自然なバランス調整が可能。
  • 通常はAUXチャンネル(FXトラック)・センドノブは0dBからスタートし、必要に応じ調整
    → もとの音とリバーブ音の差が大きくなり過ぎないよう注意する。
  • 音量の前後感のコントロール
    → フェードアウト時にリバーブも一緒に減るため違和感が少ない。

プリフェーダーの場合

  • フェーダー操作前の音量をそのままセンドへ送る
    → 原音フェーダーを下げてもリバーブ音は送信され続ける。​
  • 原音を消して残響を残す特殊効果やSFX的演出向き
    → 原音のみミュートしSEや効果音だけリバーブを残す用途で使う。
  • センドノブで音量感・空間感を細かく調整可能
    → Sendノブ・AUX側フェーダー・プリディレイ・残響時間・初期反射音の音量などで空間内の位置や深さをコントロール。​

実践的な管理方法

  1. ポストフェーダーが基本
    フェーダーに連動して原音とリバーブ音が減るため、全体のバランスが崩れにくい。​
  2. プリフェーダーはSFXや奥行き表現用
    原音フェーダーを切っても残響だけが残る効果を狙うときに利用。​
  3. 調整手順の例
    • センドノブとAUXフェーダーを0dB基準で調整
    • プリディレイやリバーブ残響時間で空間感を設計
    • 原音とリバーブの音量差を感じたらセンドノブやプリディレイを微調整​

これらを活用することで、音源の前後・奥行きや残響の残し方を目的に合わせて管理できます。センドで「ポスト」と「プリ」を切り替えるときの音量管理は、どう信号が流れるかに意識を向けて調整するのがポイントです。​
ポストフェーダーは原音のフェーダー操作にリバーブ音も追従し、プリフェーダーは原音を無音にしてもリバーブが出続けるため、用途・演出意図に合わせて使い分けます。​


ポストフェーダーでの音量管理

  • 原音フェーダーの調整がそのままリバーブ音にも反映されるため、フェーダーを下げると残響も減ります。
  • 基本は「原音とリバーブの音量差がそのまま保たれる」ので自然な位置関係や奥行き設計がしやすいです。
  • センドノブ・AUXフェーダーは0dB(基準値)からスタートし、必要に応じ微調整します。​
  • フェードアウト時も残響が自然に減るため、ライブや通常楽曲ミックス時に最適です。

プリフェーダーでの音量管理

  • 原音を無音にしてもリバーブが残るので、SEや場面転換で「残響音だけ空間に残す演出」に適しています。
  • センドノブで送る量を定め、AUX側で全体の空間感やリバーブ量を管理。原音はフェーダー操作で完全に消せる場合も多いです。
  • プリディレイや初期反射音の管理で前後の距離感を細かく作り込めます。​

このように「ポストは自然で一体的な音量管理」「プリは特殊演出や奥行きづくり」といった明快な基準で使い分け、センドノブ・フェーダー・エフェクト側パラメーターとともに全体の奥行き・空間演出を最適化できます。

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リバーブのテクニック

ショートとロングを重ねる

プロの現場では、ショートリバーブで定位感を固定し、ロングで広がりを演出する手法が定番です。
たとえばボーカルには、

  • ショートリバーブ:0.3〜0.5秒、プリディレイ10〜15ms、ドライ/ウェット=−20dB。アタックを保ちながら「空気感」だけを足す。
  • ロングリバーブ:1.8〜2.5秒、プリディレイ25〜40ms、ウェット20%前後。余韻で空間を拡張。

映画音楽ミキサーのAlan Meyersonは、ハリウッドスコアで「plate(短)」と「hall(長)」を2系統重ね、前者で存在感、後者で包囲感を出すと語っています。
またDTMerのYugo Kanno氏はピアノに対して「ショートplateで芯を残し、long hallを−6dBで薄く足す」と解説しています。

手順案(Cubase)

  1. ボーカルトラック → センド(Aux)を2つ作成 → リバーブ1(ショート)/リバーブ2(ロング)を挿す
  2. ショート側:Decay 0.5〜0.8 s、Pre-Delay 10–15 ms、Wet 10–15%
  3. ロング側:Decay 1.8〜2.5 s、Pre-Delay 25–35 ms、Wet 15–20%
  4. 両センドのバランスを整えてA/B比較
  5. 必要に応じてショートに少量のEQで高域カット、ロングに低域ハイパスを施す

複数キャラクターのリバーブ併用(中級)

実務では、異なるキャラクターのリバーブをブレンドして質感を設計します。
例:

  • Valhalla Room(柔らかく自然)+RAUM(メタリックでモダン)
  • AltiverbのIRホール+Pro-Rのアルゴリズムリバーブを同時使用

この際、片方をモノラル、もう片方をステレオにすることで「中央にまとまり、広がりが自然になる」効果があります。音楽プロデューサーのGreg Wellsは、「一つのリバーブでは“リアル”にならない。2つ目が“深み”を作る」と述べています。

手順案(Cubase)

  1. 例えば Valhalla Room(自然系)+RAUM(メタリック系)を別々Aux(FXトラック)に立てる
  2. 片方はモノラル返し、もう片方はステレオ返しに設定
  3. 各Aux(FXトラック)に異なるイコライザー/フィルター(例:RAUM は高域を強め、Room は中低域を残す)
  4. 必要ならそれぞれ個別にディレイやモジュレーションを挿し、「質感の違い」を付与

補足解説
この方法は「短所を補い合うリバーブの重ね掛け」に相当し、実際に複数のリバーブを併用する手法はGearspace議論などでも「一方の良さをもう一方が補う」技術として語られています。

リバーブ+エフェクト処理(上級)

上級者はリバーブ出力にディストーションやモジュレーションを加えて質感を変えます。
例:

  • ボーカルのセンドリバーブにSaturation Knobを軽く通して“密度感”を付加。
  • ギターではリバーブリターンにChorusを薄くかけ、揺らぎを出す。
  • Ambient系では、リバーブ出力をさらにSupermassiveなどで拡散し「深層空間」風に。

実際、Brian EnoやBonoboは「リバーブを素材化」しており、空間そのものを“音”として設計しています。

Jon Musgraveの手法を応用して、小/中/大の3つのリバーブをAuxで使い分けする構成案を紹介。

スクロールできます
Aux(FXトラック)目的目安パラメータ
Reverb-Smallアンビエンス補助、定位の広がりDecay 約0.6〜1.0 s
Reverb-Medium基本的な残響空間Decay 約1.2〜2.0 s
Reverb-Large奥行き・壮大感演出Decay 3 s 以上、色付け系リバーブやIR併用可

各Auxのセンド量をコントロールして、局所的に「Small+Medium」「Medium+Large」など重ね方を変えることで表情を増やせる。

リバーブ・ダッキング/サイドチェーン制御(上級)

プロミックスでは、ボーカルが歌う瞬間にリバーブを抑え、隙間で膨らませる「リバーブダッキング」が標準です。
Wavesの「R-Comp」やCubaseのサイドチェーンを使用し、−3〜−6dB程度を自動で制御
これによりリバーブが原音に重ならず、歌詞の明瞭度を保ちながらも奥行きを確保できます。

  • リバーブ/ディレイの信号にコンプレッサーを挿し、「ドライ音(例:ボーカル)」をトリガー(サイドチェーン入力)としてリバーブを抑える手法。これにより、原音と重なって“ぼやける”ことを防止。
  • Cubase では AUX(FXトラック)リバーブ返しにコンプを挿し、サイドチェーン入力をボーカルトラックに割り当て。アタック/リリースを調整し、リバーブが自然に“すり抜ける”ような制御を行う。
  • “リバーブ ダッキング”を使えば、歌詞の言葉やアタックが聴き取りづらくなるのを防ぎながら、残響の広がりも活かせる。

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リファレンストラックの選び方と使い方

  1. 類似の音源(例:女性ボーカルのリバーブ設定なら、同じジャンルの類似のボーカルがある曲)を持つトラックを見つけます。
  2. DAWに取り込み、音量を自分のトラックと合わせます(例:ラウドネスメーターで-11 LUFSに調整)。
  3. テンポを同期させます。
  4. リファレンストラック内で、参照したいサウンド(例:ボーカル)以外がほとんど鳴っていない部分を見つけます
  5. その部分をコピーし、自分のトラックのボーカルと比較します。自分のトラックのボーカルにリバーブをかけ、ドライ/ウェットとディケイ長に焦点を当てて調整します。

• また、SpliceやLoopcloudなどのプラットフォームから、事前に処理されたステム(例:ボーカルステム)を入手し、リバーブの響きを参考にすることも有効です。

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リバーブをEQする

リバーブを最大限に活用するための鍵は、リバーブにEQを適用することです。すべてのリバーブで120Hz以下の周波数をロールオフする120Hz以下の低い周波数帯を徐々に、または急激に減衰させる、あるいは完全にカットする処理)これは、リバーブがかかった低周波がミックスを濁らせるのを防ぎ、ミックスが濁るのを防ぐのに役立ちます。

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プロ定番の代表的なサードパーティーVSTリバーブ

プロがDTMで使用する代表的なVSTリバーブエフェクトプラグインは以下の通りです。どれもプロフェッショナルの現場で高評価を得ている製品です。

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プラグイン名主要特徴プロ評価
Fabfilter Pro-R直感操作・高音質
Valhalla VintageVerb/Room80年代/現代空間・広がり
Audio Ease Altiverb実空間IRで超リアル
Lexicon PCM Native名門Lexiconの伝統サウンド
Liquid Sonics Lustrous Plates高品位プレートリバーブ
iZotope NeoverbAI解析・多機能
Waves Abbey Road Reverb Plates/Renaissanceアナログ名機再現・柔軟性
sonible smart:reverbAI自動最適化
Valhalla Supermassive(無料)宇宙系・浮遊感
Dragonfly Reverb(無料)多彩なリバーブスタイル

上記のプラグインから、楽曲ジャンルや求める空間感に合わせて選択すると、プロクオリティのサウンドメイクが可能です。

Fabfilter Pro-R

直感的で使いやすく、細かい空間コントロールとモダンな音質を両立。

Valhalla VintageVerb / Valhalla Room

80年代の定番サウンドからモダンな空間まで幅広く支持されており、アーティストやサウンドエンジニアが多数使用。

Valhalla VintageVerb 【公式サイト】

Valhalla Room 【公式サイト】

Audio Ease Altiverb

本格的なコンボリューションリバーブで、現実の空間のインパルス応答を活用しリアルな残響を再現。

Lexicon PCM Native Reverb


昔からスタジオ定番のLexiconサウンドを再現するリバーブ。

Liquid Sonics Lustrous Plates

プレートリバーブの再現性と操作性、また現代的なサウンドメイクに強み。

Liquid Sonics Lustrous Plates 【公式サイト】

iZotope Neoverb

AIや多彩なアルゴリズムで自然な残響とクリエイティブな音作りが可能。

Waves Abbey Road Reverb Plates / Renaissance Reverb

有名なアナログ機材の名残と、デジタルならではの柔軟性を併せ持つ。

sonible smart:reverb

SONIBLE
¥19,316 (2025/10/12 20:43時点 | 楽天市場調べ)


AI駆動による素材分析とカスタム設計が特徴。新しい時代のリバーブとして注目。

Valhalla Supermassive

無料ながら“浮遊感”や広がる空間演出に特化し多くのクリエイターが利用。

Valhalla Super Massive 【公式サイト】

Valhalla Supermassive

Dragonfly Reverb

多彩な残響タイプをカバーするフリープラグイン。

Dragonfly Reverb
Dragonfly Reverb のインストール手順

① ダウンロード

  • 公式サイトの「Download」ページで、自分のOS(Windows / Mac / Linux)を選びます。
  • Windowsユーザーは、64bit版の
     👉 dragonfly-reverb-3.2.8-win64.zip
     をクリックしてダウンロードします。
    ※登録などは不要です。

② 解凍

  • ダウンロードしたZIPファイルを右クリックして「すべて展開」を選びます。
  • 解凍すると、リバーブの種類ごとにフォルダが分かれています。

③ インストール

  • 各フォルダの中にある .vst3 ファイルを、以下のフォルダにコピーします。
     📁 C:\Program Files\Common Files\VST3

④ 完了

DAW(Cubaseなど)を再起動すれば、プラグイン一覧に「Dragonfly Reverb」が表示されます。

傾向と用途

  • プロは用途に応じて複数のリバーブプラグインを使い分けています。
  • HallやRoom系、PlateやShimmerなど多彩な空間表現ができるプラグインが選ばれています。

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UAD推奨プラグイン一覧

UAD(Universal Audio)が推奨しているプラグインは多数ありますが、代表的かつプロが現場で愛用している主要ラインナップは以下の通りです。テーブル形式で整理します。

スクロールできます
プラグイン名種類・用途補足
EMT
140 Classic Plate Reverberator

250 Classic Electronic Reverb
プレートリバーブ/デジタルリバーブ140:万能
250:ボーカルに最適
AKG
BX 20 Spring Reverb
スプリングリバーブ存在感のあるロングテイル
Lexicon
480L Digital Reverb and Effects
デジタルリバーブ業界定番ボーカル/楽器用

これらはスタジオ定番の名機再現が中心で、特にミックス/マスタリングの質が劇的に向上するものばかりです。また多くは最新のUAD Nativeにも対応しており、ApolloなどUADハード未所有者でも利用が広がっています。

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出典

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まとめ

リバーブは「空間を作るエフェクト」であり、ほんの少しの調整で曲の完成度が大きく変わります。まずは一つのリバーブを使いこなし、ドライ/ウェットやディケイを耳で感じながら調整していくことが上達への近道です。
今回紹介したように、プリ・ポストの使い分けやEQ処理を意識するだけでも、よりプロらしい立体感を演出できます。

次の記事では、リバーブと並んでミックスを支える「EQ」「コンプレッサー」などの実践的テクニックも解説しています。
あなたの制作環境に役立つ内容がきっと見つかるはずです。気になる方はこちらもチェックしてみてください。


次の記事も、きっとあなたのお役に立ちます。気になる方はこちらからチェック!


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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