管理者のtetsu7017です。本業はIT機器メカニカルエンジニアで、副業でAIやアプリなどの情報発信や音楽制作と配信をしています。👉詳しいプロフィール
時間短縮の秘訣!ChatGPTを使った特許文献要約術

- 特許文献など長文を読み込む必要がある方
- ChatGPTが文献を素早く要約してくれて、その概要を理解できるようになります
筆者は機械系エンジニアとして、IT関連製品の設計に従事しています
そのため、仕事の中で特許調査を行う機会が少なくありません。しかし、特許文献の独特な表現には慣れておらず、理解に時間がかかってしまうことがあります。そこで、最近はChatGPT(GPT-4o/4)を活用して、特許文献や社外秘ではない議事録などの要約を効率的に行うようにしています。このツールのおかげで、非常に短時間で内容を把握できるため、業務の時短に大いに役立っています。
GPT-4o/4と指定する理由は、ChatGPTの中でもこのバージョンだとPDFを読み込めるからです。(2024年9月29日現在)
この記事では、筆者が実際に使用しているChatGPTで特許文献を要約するための具体的な方法をご紹介します。ぜひ、皆さんもこの事例を参考にして、さまざまな場面でChatGPTを活用してみてください。
ChatGPTを使った特許文献要約の一例
GPT-4o/4プロンプト例
以下のプロンプトを使用することで、特許文献の要約を簡潔に行うことができます。
あなたは弁理士の資格を持つ知的財産コンサルティングです。
以下条件で添付特許明細書を要約して表形式で出力してください。
#特許番号:特許第
#発明の名称:
#説明:
#特許請求の範囲:
#実施の形態:
#要約:200文字以内で簡潔に
GPT-4o/4への指示の仕方
GPT-4o/4からの出力回答
そのままでは要約できないもの
文字がテキストではなく、画像で埋め込まれるPDFの場合、GPT-4o/4では読み込めません。
PDFを開き、文字をマウスで選択できるか試します。
- 選択可能であればテキストデータで作成されたPDFです。
- 選択できない場合は、画像として保存された文字です。
画像で埋め込まれるPDFの場合は以降の下準備が必要です。
- 無料でWEB版のOCRできるサイトがありますので、そのOCR機能を用いてテキストデータをテキストファイルに書き出します。
- 書き出したテキストファイル(拡張子.txt)を添付、プロンプトをインプットしGPT-4o/4に指示します。
OCR(Optical Character Recognition、光学文字認識)とは、画像やスキャンされた文書に含まれる文字を読み取り、それをデジタルなテキストデータに変換する技術のことです。
筆者の特許文献要約時間
いつもなら10枚程度でしたら2時間ほどかかりましたが、今はChatGPT4o/4を使うと15分くらいで終わってしまいます。時間、費用が大幅に削減できて効率的で非常によいと思います。
ChatGPTの料金
ChatGPTの利用には、iPhone経由での契約とPC経由での契約で料金が異なります。iPhone経由で契約する場合、月額3,000円(約20USD)となりますが、PC経由で契約すると、月額約2,880円(約20USD)で若干安くなります。したがって、PCで契約する方がコストパフォーマンスが高く、特に長期間の利用を検討している場合におすすめです。
さらに、PC経由で契約することで、X(旧Twitter)やその他のツールと組み合わせて、効率的にコンテンツ作成やSNS運営が行えるため、時間を大幅に節約しながら質の高いコンテンツを提供することが可能です。
ブログの収益化を目指すのであれば、ChatGPTを活用することで、記事の構成やSEO対策、リサーチ作業を効率的に進められ、さらにコンテンツの質を向上させることができます。少しでもコストを抑えつつ、最大限の効果を得るために、PC経由での契約を選ぶのが賢明です。
まとめ
この方法を使えば、特許文献の理解にかかる時間を大幅に短縮できるので、ぜひ試してみてください。
不明な点があれば、ぜひお知らせください!
よろしければ引き続きこちらをお読みいただくと、知識が深まります。
\中国製AIのレビューです/
\動画生成AIの活用事例です/
\ビジネス向けAI活用/
\アイデア出し/
\ブログにAIを使いましょう/
\いまさら聞けないチャットGPT/
コメント