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MAutoAlignの使い方:DAW初心者必見の簡単ガイド

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MAutoAlignの使い方:DAW初心者必見の簡単ガイド
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この投稿の対象者
  • DAW初心者で音源の位相補正に悩んでいる方
  • 音楽制作を効率化したいと考えている方
  • ミックスや録音において音質向上を目指している方
この投稿を読むメリット
  • MAutoAlignで簡単に音源の位相補正ができ、作業効率が向上
  • 面倒な手動での調整を省き、短時間で精度高い音作りが可能
  • 複数トラックの位相ズレを自動で補正し、音質を向上させる

位相調整プラグインのMeldaProduction製 MAutoAlignの具体的な使用手順についてステップバイステップで説明します。操作は非常に簡単です。

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プラグインを海外サイトで購入するメリットは、安価で多くの選択肢があり、最新情報にアクセスできる点ですが、サポートが英語であることや、税金・関税が追加されるリスクがあります国内サイトで購入するメリットは、日本語サポートがあり、関税や消費税の心配がない点ですが、価格が高く、選択肢が限られる可能性があります。

目次

MAutoAlignの使い方

位相調整方法

準備(推奨)

可能であれば、MAutoAlignを適用する前に、トラックをオーディオデータに書き出すことを推奨します。特にソフトシンセの場合、再生ごとにわずかな再生結果の変動があるため、せっかく合わせた位相がずれてしまう可能性があるからです。

プラグインのインサート
各トラックにMAutoAlignをインサート

位相を合わせたい各トラックにMAutoAlignをインサートします。

Cubseの場合、SHIFTまたはCtrlを押しながら複数トラックを選択し、MixConsoleからQ-Linkをオンにしてから、プラグインをインサートすると一括挿入できます。

トラックのグループ化
Mautoalignグループ設定

位相を一緒に合わせたい複数のトラックを同じグループに設定します。

追加されたMAutoAlignのインスタンス同士は、同じグループ内であれば自動的に同期し、交信します。最大26の異なるグループを作成可能です。例えば、ドラムのクローズマイク群とオーバーヘッドマイク群を別々のグループに設定することもできます。グループ名(DrumやGuitarなど)は単なる名前であり、機能的な違いはありません。

解析の実行

グループ内のトラックを再生しながら、MAutoAlignのインスタンスのどれか一つにある「Analyse」ボタンをクリックします。

同じグループ内の他のインスタンスも自動的に解析を開始します。プラグインはマイク間の距離(位相)を解析し、タイミングを合わせるための補正ディレイを加えます。解析時間は最大30000ミリ秒(30秒)まで設定可能です。

結果の確認

解析が完了すると、問題が即座に解消された結果を視覚と聴覚の両方で確認できます。

通常、一つのトラックが基準点(0)として設定され、他のトラックはサンプリングポイントまたはミリ秒単位での遅延補正量が表示されます。

適用前後の比較

「Bypass all」ボタンを使用すると、同一グループの全てのMAutoAlignを一括でバイパスできます。

これを活用して、補正前後のサウンドを素早く比較します。補正量はわずかでも、ミックスした際の音は劇的に改善されることがあります。位相キャンセルがない状態の方が、全てがはるかに良く聞こえます。

MAutoAlignの基本的な使い方は非常にシンプルで、「トラックにインサートし、グループを設定し、再生しながらAnalyzeボタンを押すだけで、位相のずれを自動的に補正してくれます。手動での調整は難しいため、この自動解析機能が本プラグインの大きな利点です。

ポン出しできるので、ミックスなどでの制作作業が非常に効率的です!

FAQ

MAutoAlignはどのようなDAWで使用できますか?

MAutoAlignはVST、VST3、AU、AAX形式に対応しており、主要なDAW(例:Pro Tools、Logic Pro、Ableton Live、Cubaseなど)で使用可能です。

解析時に再生するトラックの順番は重要ですか?

再生する順番は特に重要ではありませんが、全てのトラックが同じタイミングで再生されるように設定してください。

SPECTRAL PHASE COMPENSATION(スペクトル位相補償)を有効(Enable)にすると、どのような効果がありますか?(上級者向け)

MAutoAlignの主要な機能は「Analyze」ボタンによる自動解析とそれに伴うタイミング(ディレイ)補正ですが、スペクトル位相補償は、より高度な位相問題を解決するためのオプション機能として提供されています。

スペクトル位相補償を有効にすると、位相キャンセルを最小限に抑えるために、各周波数帯域の位相を個別に補正します。ただし、これによりレイテンシーが発生するため、リアルタイムでの使用には注意が必要です。パーカッシブな信号でトランジェントのにじみを引き起こす可能性があります。Smoothing設定でこれを緩和できますが、位相キャンセルが増加する可能性もあります。Optimize delay設定と共に使用すると、より良いオーディオ品質が得られる可能性があります。この機能は高度な処理を行うため、通常はデフォルト設定のままで十分効果が得られますが、必要に応じてパラメーター(Threshold, Smoothing, Depth, Disable delay detection など)で調整することが可能です。

他の位相補正プラグインと比較して、MAutoAlignの特徴は何ですか?(中級者向け)

MAutoAlignは、複雑なルーティングやサイドチェーンを必要とせず、各トラックにインサートするだけで位相補正を行います。 また、MeldaProductionの他のプラグインと連携することで、さらに高度な音響処理が可能です

MAutoAlignはマルチチャンネルのトラックにも対応していますか?(中級者向け)

はい、MAutoAlignは最大8チャンネルのサラウンドオーディオにも対応しており、複数のマイクを使用した録音にも効果的です。

手動での位相調整は可能ですか?(上級者向け)

はい、解析後に「Latency」や「Delay」パラメータを手動で調整することができます。ただし、精密な調整には高度な知識と経験が必要です。

詳細

1)解析後に適用されたディレイやレイテンシーを調整する
  解析後もわずかに位相が合っていないと感じる場合、レイテンシーやディレイの設定を手動で調整することが可能です。しかし、この作業は難しく、プロのエンジニア並みの耳が必要になるため、実際の作業であまり使う機会はないかもしれません。

2)スペクトル位相補償の各種パラメーターを調整する 
  より高度な処理として、「Spectral phase compensation」を有効にすることができます。これは位相キャンセルを避けるために位相を直接調整する機能です。ただし、これを有効にするとグループ内の全てのインスタンスにレイテンシーが発生します。スペクトル位相補償パネルには、Threshold(位相シフトに関連があると見なす最小レベルを設定し、ノイズやアーティファクトの処理を避ける。トランジェントのスメアを防ぐ可能性がある)、Smoothing(位相エンベロープを滑らかにし、パーカッシブな信号でのトランジェントのスメアのようなアーティファクトを軽減する可能性があるが、理論上の理想的な処理からは離れる)、Depth(位相シフトの量。通常100%が理想的) といったパラメーターがあります。また、ディレイ検出を無効にするオプションや、ディレイと位相補償を同時に最適化するオプションもあります。スペクトル位相補償のオン/オフ比較には、EnableボタンではなくBypassボタンを使用します。これはBypassボタンの方がレイテンシーが変わらないためです。スペクトル設定は、トランジェントのスメア(にじみ、ぼけ)が発生する可能性があるため注意が必要です。

MAutoAlignに搭載されている「Presets」ボタン何をするものなのでしょうか?(上級者向け)

MAutoAlignの現在の設定状態(解析設定、手動調整、スペクトル位相補正の設定など、オーディオ処理に関する様々なパラメータを含む可能性が高い)をファイルとして保存しておき、後で簡単にその設定を呼び出すための機能です。これにより、特定の楽器(ドラム、ギターなど)や状況に合わせた独自の最適な設定を記憶させておき、別のプロジェクトやトラックで再利用することが可能になります。インターネットに接続されていれば、オンラインプリセット交換にも対応しており、サーバーからプリセットをダウンロードしたり、自身のプリセットを提出したりすることができます。

こんな方にMAutoAlignがオススメです

1. DAW初心者の方
DAWを使い始めたばかりの方にはMAutoAlignは非常に使いやすいツールです。プラグインを使って音作りをする際、位相のずれを手動で調整するのは難しいですが、MAutoAlignは自動で位相を補正してくれるため、初心者でも簡単に高品質なミックスを作ることができます。複雑な設定を気にせず、音のクオリティを向上させることができるので、DAW初心者にもぴったりです。

2. レイヤーサウンドを多用する方
シンセやサンプルを重ねて音作りをしている方にも便利です。特に、フリーのソフト音源を使用している場合、逆相の音が含まれていることがありますが、MAutoAlignを使うことでその問題を解消できます。多重レイヤーを使っている方、音作りにこだわりがある方には、音のクオリティを大きく向上させるツールです。

3. 生レコーディング派の方
生ドラムを使っている方にもオススメです。トラック間で位相のずれがあると、音に迫力が欠けたり、バランスが崩れたりすることがありますが、MAutoAlignを使えば、簡単にその問題を解決できます。また、ドラム以外の生楽器を録音している方にも、位相の調整が必要な場合に効果を発揮します。音の迫力やバランスに不満がある方は、一度試してみる価値があります。

MAutoAlignユーザーの声

MAutoAlignは全DTMer必携プラグインだと思っています。生音だけでなく例えばOTTでトランジェントマシマシのシンセなど、アタックのはっきりしたトラックを重ねる時はこれがあるとないとでは音のキレが全く違いますしね。

引用 きなりっちょさん mixi2
https://twitter.com/monoposto_gm/status/1736613163851038827?s=46&t=–RatH-Ejgowmk48egAvqQ
https://twitter.com/aza_exist/status/1725030167607918693?s=46&t=–RatH-Ejgowmk48egAvqQ
https://twitter.com/pkom2997/status/1859564642982605147?s=46&t=–RatH-Ejgowmk48egAvqQ
https://twitter.com/g6m_cbstor/status/1697558837640007812?s=46&t=–RatH-Ejgowmk48egAvqQ

まとめ

MAutoAlignは、複数のトラック間で発生する位相ズレを自動で補正し、サウンドの明瞭度と迫力を向上させる強力なプラグインです。特に、マルチマイク録音や重ね録りを行う際に効果を発揮し、手動での調整にかかる時間と労力を大幅に削減します。

MAutoAlignの主なメリット

  • 自動位相補正:複数トラックの位相ズレを瞬時に検出・補正。
  • スペクトル位相補正:各周波数帯域ごとの位相ズレも補正可能。
  • 簡単操作:各トラックにインスタンスを挿し、「ANALYSE」ボタンを押すだけのシンプルな操作性。
  • 透明な処理:音質を損なうことなく、アタック感や明瞭度を向上。

今すぐMAutoAlignを手に入れて、ミックスのクオリティを次のレベルへ!

MAutoAlignは、音楽制作の効率化とクオリティ向上を実現する必須ツールです。特に、録音やミキシングの際に位相ズレが気になる方にとって、手放せない存在となるでしょう。

今すぐMAutoAlignを導入し、プロフェッショナルなサウンドを手に入れましょう!

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よろしければ引き続きこちらをお読みいただくと、知識が深まります。

初心者向けCubaseハック

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この記事を書いた人

副業マルチクリエイター|ブログ歴10年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級取得。大手IT企業で機構設計を担当。本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中!

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