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音楽用語「FX」が指す2つの意味を知ろう【初心者向け】解説
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この投稿の対象者
- DTM初心者、特にCubaseを使用し始めた方
- 音楽制作において「FX」という用語の意味を理解したい方
- エフェクト効果や効果音の基本を学びたい方
この投稿を読むメリット
- 「FX」が指す二つの意味とその活用方法を理解し、音楽制作に役立てることができます
- エフェクト効果と効果音の違いを把握し、制作中に混乱を避けることができます。
- 各種エフェクトの種類や特徴を学び、サウンドデザインの幅を広げることができます。
- 効果音の種類と用途を知り、楽曲や映像作品に適切な効果音を選択できるようになります。
- CubaseなどのDAWで「FX」を効果的に使用する方法を習得し、制作効率を向上させることができます。
最初に結論
DTMにおいて『FX』には、下記二つの意味があります。
- エフェクト(Effects:効果)
- 効果音(SE:Sound Effect)
クリックして読める「目次」
「FX」の意味は2つある
音楽用語では下記2つの意味があります。DAWをやっているとどちらも見ることになりますので、注意が必要です。
1. エフェクト(Effects:効果)
「FX」は一般的に「エフェクト(effects)」の略で、リバーブやディレイなどの音響効果を指します。Cubaseでは、これらのエフェクトをトラックに適用して音色を加工します。例えば、メディアプールやトラックで「FX」と表現されるものは、VSTエフェクト(プラグイン)です。
2. 効果音(Sound Effects)
一方、「FX」は効果音(サウンドエフェクト)を指すこともあります。例えば、Loopcloudで「FX」と検索すると、WAV形式の効果音が表示されます。これらは、上昇音(ライザー)やインパクト音など、主にEDMやポップスで使用される特殊音響です。英語では「Sound Effects」と呼ばれ、略して「SE」と表現されることもあります。
Loopcloudとは、音楽制作に特化したサンプル音源のサブスクリプションサービスです。400万以上のロイヤリティフリーのサンプルを提供し、ジャンルや楽器、リズム、テンポなどの詳細な検索フィルターを活用して、必要な音源を瞬時に見つけられます。初心者からプロの音楽制作者まで幅広く利用されています。特に、サンプル音源を多用する音楽ジャンルや、独自の音作りを追求する際に強力なツールとなります。
1.CubaseのMediaBayでは、エフェクトの場合は「FX|エフェクト名」 で表現されています。
2.「FX」でcubaseのMediaBay検索すると、効果音の場合は「Musical FX」 と表現されています。
Cubaseでは「FX」を「エフェクト」と「効果音」の両方を使用しています。
したがって、
「FX」はエフェクト効果と効果音の両方を指す用語として使用されることが多いです。
tetsu7017以降、エフェクトと効果音をまとめています。参考にしてください。
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エフェクトの種類と特徴
音楽制作で使用されるエフェクトは、大きく以下のカテゴリーに分類されます。それぞれの特徴や用途を解説します。
1. 空間系エフェクト
音に奥行きや広がりを与えるエフェクト
① リバーブ(Reverb)
- 残響を加えて音に空間の広がりを持たせる
- 用途:ボーカル、ギター、ドラム、シンセ
- 種類:Hall(大ホールの響き)、Room(小部屋の響き)、Plate(金属板を振動させるタイプ、Spring(ギターアンプに内蔵されるバネ式)
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② ディレイ(Delay)
- 原音を遅らせて繰り返し再生する
- 用途:ギター、ボーカル、シンセ
- 種類:Tape Delay(ヴィンテージ感のある遅延)、Ping-Pong Delay(左右に振れるディレイ)、Slapback Delay(短いディレイで厚みを出す)
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2. ダイナミクス系エフェクト
音量のコントロールを行うエフェクト
③ コンプレッサー(Compressor)
- 音量の大小を均一にし、音のバランスを整える
- 用途:ボーカル、ドラム、ベース
- 種類:FET(高速反応):ドラムやアタック感の強調に向く、Optical(滑らか):ボーカルやベースに適用
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④ リミッター(Limiter)
- 音量のピークを制限してクリッピング(歪み)を防ぐ
- 用途:マスタリング、音圧調整
⑤ エキスパンダー(Expander)
- 小さな音をより小さくすることでダイナミクスを強調
- 用途:ドラムのゴーストノート、ノイズ低減
⑥ ノイズゲート(Noise Gate)
- 一定以下の音量の音をカットし、不要なノイズを消す
- 用途:ギターのアンプノイズ低減
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3. モジュレーション系エフェクト
音に動きを加え、厚みや奥行きを演出
⑦ コーラス(Chorus)
- わずかにピッチやタイミングをずらして重ね、厚みを出す
- 用途:ギター、シンセ、ストリングス
- 種類:Analog Chorus(温かみのある音)、Digital Chorus(クリアな音)
⑧ フランジャー(Flanger)
- 原音と少しずれた音を重ねて、ジェット機のようなうねりを作る
- 用途:ギター、ドラムフィル
⑨ フェイザー(Phaser)
- 特定の周波数を周期的にずらし、揺れた音を作る
- 用途:ギター、シンセ
⑩ トレモロ(Tremolo)
- 音量を周期的に変化させる
- 用途:エレキギター、エレピ(ローズ系)
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4. ひずみ系エフェクト
音を歪ませて迫力やアグレッシブさを追加
⑪ オーバードライブ(Overdrive)
- 真空管アンプのような自然な歪みを再現
- 用途:ギター、エレクトリックピアノ
⑫ ディストーション(Distortion)
- より強い歪みを加え、激しいサウンドを作る
- 用途:ギター、インダストリアル系シンセ
⑬ ファズ(Fuzz)
- 音を極端に歪ませ、ザラついた質感を出す
- 用途:ギター、ベース
5. フィルター系エフェクト
特定の周波数帯域を強調・削減するエフェクト
⑭ イコライザー(EQ)
- 周波数帯域を調整し、音をクリアにしたり強調する
- 用途:全ての楽器・ミックス
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⑮ オートワウ(Auto-Wah)
- 音の強弱によって自動でフィルターが動くワウ効果
- 用途:ギター、ファンク系ベース
⑯ トーキングモジュレーター(Talkbox)
- 人の声のような効果を出すフィルター
- 用途:ギター、シンセ(Daft Punkのようなサウンド)
6. スペシャルFX系
特殊なサウンドエフェクトを加える
⑰ ビットクラッシャー(Bitcrusher)
- サンプリングレートを下げ、ローファイなデジタル感を出す
- 用途:チップチューン、ドラム
⑱ リバースエフェクト(Reverse)
- 音を逆再生する
- 用途:幻想的なサウンドデザイン
⑲ グリッチエフェクト(Glitch)
- 断片的に音をカット・変調し、電子的な効果を生む
- 用途:エレクトロニカ、IDM
エフェクトのまとめ
エフェクトにはさまざまな種類があり、それぞれ異なる役割を持っています。
初心者の方は、まずリバーブ、コンプレッサー、EQの3つを理解し、徐々にディレイやモジュレーション系に挑戦するとよいでしょう。
また、CubaseなどのDAW標準のエフェクトだけでなく、サードパーティー製(市販の、別売の)プラグインを試すことで、よりプロフェッショナルなサウンドを作り出すことができます。
このようにエフェクトを適切に活用することで、楽曲のクオリティを大きく向上させることが可能です。
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効果音(SE:Sound Effect)の種類とその特徴
効果音は、音楽制作や映像作品において、雰囲気や演出を強化するために使用されます。以下に、主な効果音の種類とその特徴をまとめます。
1. ライザー系(Riser / Sweep Up)
音が徐々に上昇し、緊張感や期待感を高める効果音です。主に楽曲のビルドアップ部分やシーンの転換時に使用されます。リバースシンバルやシンセサイザーで作成された音が代表的です。
2. ダウナー系(Downer / Sweep Down)
ライザー系の逆で、音が徐々に下降し、シーンの終息や緊張の解放を表現します。楽曲のドロップ部分やシーンの切り替え時に効果的です。
3. ヒット系(Hit / Impact)
「ドーン」や「ジャーン」といった強いアタック音で、シーンの強調やセクションの開始を際立たせます。クラッシュシンバルや深いリバーブをかけたキック音などが該当します。
4. サブドロップ(Sub Drop)
低周波数の音が急激に下降する効果音で、楽曲のドロップ前の緊張感を高めるために使用されます。EDMなどで頻繁に用いられます。
5. グリッチ(Glitch)
電子的なノイズや断片的な音を組み合わせた効果音で、楽曲に複雑さや独特の質感を加えます。エレクトロやダブステップなどのジャンルで活用されます。
6. フォーリーサウンド(Foley)
日常生活の音(足音、ドアの開閉音、衣擦れ音など)を再現した効果音で、映像作品のリアリティを高めるために使用されます。近年では、デジタル環境での制作が増え、実際に道具を使って収録した音を特にフォーリーサウンドと呼びます。
7. ノイズ系(Noise)
風の音や環境音などのノイズを利用した効果音で、シーンの雰囲気作りやバックグラウンドの埋め合わせに使用されます。Whoosh FXなどのツールには、11種類のノイズが用意されています。
8. その他の効果音
上記以外にも、以下のような効果音があります:
- 環境音:雨音、雷、鳥のさえずりなど、自然界の音。
- 機械音:エンジン音、機械の動作音など。
- ホラー系効果音:不気味な足音、ドアのきしみ、風のうなり声など。
- カートゥーン効果音:コミカルな効果音で、アニメーションやコメディ作品で使用されます。
効果音を適切に選択・配置することで、作品の臨場感や表現力を大幅に向上させることができます。目的やシーンに応じて効果音を効果的に活用しましょう。
EDM(エレクトロニック・ダンス・ミュージック)の構成要素
- イントロ(Intro):
- 楽曲の導入部分で、リスナーの注意を引き、曲の雰囲気を設定します。
- ヴァース(Verse):
- 主にAメロに相当し、楽曲のテーマや物語を展開する部分です。
- ビルドアップ(Buildup):
- ドロップに向けて緊張感や期待感を高めるセクションです。スネアロールやライザー音などで盛り上げます。
- ドロップ(Drop):
- 楽曲のクライマックスで、強烈なビートやベースラインが特徴です。リスナーが最も高揚する部分となります。
- ブレイクダウン(Breakdown):
- 一時的にエネルギーを抑え、次の展開への準備をするセクションです。
- アウトロ(Outro):
- 楽曲の締めくくり部分で、曲を自然に終了させます。
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まとめ
「FX」は、エフェクト効果(リバーブやディレイなど)と効果音(ライザーやインパクト音など)の両方を指す用語です。文脈に応じて意味が変わるため、注意が必要です。
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最後まで読んでいただきありがとうございました。
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DTMを独学できる人と、難しい人の特徴を整理したチェックリストを作成しました。自分がどちらに近いかを判断する参考にしてください。
スクロールできます
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