RC-20 Retro Colorの評判|Lo-Fiサウンドを一瞬で作れる定番エフェクトは買い?【初心者向け】

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tetsu7017
このサイトの管理者・副業マルチクリエーター
福岡県出身、大阪住み。ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT機器メーカーで機構設計を担当。
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この投稿の対象者
  • Lo-Fiやチル系の曲を作りたいが、音作りの方向性に迷っている人
  • CubaseなどのDAWで、より“アナログ感のあるサウンド”を手軽に出したい人
この投稿を読むメリット
  • RC-20 Retro Colorの特徴と効果を具体的に理解できる
  • 購入前にメリット・デメリットのバランスを把握できる
最初に結論

Lo-Fi特有の温かみやビンテージ感を、自分の楽曲に手軽に加えたい方には「RC-20 Retro Color」は間違いなくマストハブ(持っておきたい)プラグインです。複雑な設定なしで一瞬にして“レトロな揺らぎ”を演出でき、制作のインスピレーションを刺激してくれます。

クリックして読める「目次」

RC-20 Retro ColorとはLo-Fi定番マルチエフェクトプラグイン

RC-20

RC-20 Retro Colorは、レトロなアナログ機材の質感を現代のミックスへ手軽に付与できるマルチエフェクトVST/AU/AAXプラグインです。音楽制作現場、特にローファイ・ヒップホップや現代的なトラック制作において欠かせない定番のクリエイティブツールとして多くのプロデューサーに愛用されています。

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RC-20の特徴

RC-20
  • 6つの効果モジュール(Noise/Wobble/Saturation/Degrade/Reverb/Volume Drops)を自由に組み合わせ可能
  • ビンテージサウンド特有のノイズ、ワウフラッター、サチュレーションを直感的に再現
  • プリセット多数、ジャンルを問わずドラム・シンセ・ギター・バス・ボーカル等に効果的
  • 「Magnitude」スライダーで全体エフェクト量を一括調整できる独自設計

6つのエフェクト・モジュール

1. Noise Generator(ノイズ・ジェネレーター)

バイナルやテープ特有の微細なパチパチ音から、スタジオノイズ、電気回路のハム、ストンプ・エフェクトのスタティック・ノイズまで多様なノイズタイプを搭載しています。

  • タイプ:VINYL 1/2、7.5″、15″、TUBE、DC、MUFF、RADIO、VHS、CASS、8-BIT、WHITE、PINK、STUDIO 1/2、APOLLO
  • パラメーター:TONE(音の明るさ)、ROUTING、FOLLOW、DUCK

2. Wobble & Flutter(ワウフラッター)

レコードプレーヤーやテープマシンなどのアナログ機器に特有の、再生時のピッチのゆらぎや不安定な要素をサウンドに追加します。

  • パラメーター:WOW/FLUTTER、RATE、STEREOボタン

3. Saturation & Distortion(サチュレーション・ディストーション)

マイルドなサチュレーションから荒れ狂うハードなファズ・サウンドまで、多彩なドライブを演出できます。

  • タイプ:AIR、TUBEPAIR、IRON、CRUNCH、HEAVY、ZAP
  • パラメーター:FOCUS(歪みを加える周波数帯域)

4. Degrader & Bitcrusher(デグレーダー・ビットクラッシャー)

ヴィンテージ・サンプラーを彷彿するデジタルギアが持つ、サンプルレートとビットレートの質感やローファイな特色を提供します。

  • パラメーター:RATE/BITS、SMOOTH、FOCUS

5. Reverb(リバーブ)

トラックに奥行きと広がりを追加し、独自の空間をもたらしてサウンドを仕上げます。

  • パラメーター:DECAY、PREDELAY、FOCUS、STEREOボタン

6. Volume Drops(ボリューム・ドロップス)

カセットテープやテープレコーダーでの録音・再生時に生じる摩耗やボリューム変動を再現します。

  • パラメーター:WEAR/FLUTTER、RATE、DROPOUTS、STEREOボタン

対応環境

  • フォーマット:VST(32/64 bit)、AU(32/64 bit)、AAX(32/64 bit)
  • 対応DAW:Digital Performer 8以降、Ableton Live 9 & 10、Logic Pro 9 & 10、Pro Tools 11以降、Cakewalk by Bandlab、Reason 9.5以降、Reaper 4 & 5、Cubase 8以降など

RC-20の歴史

  • 2017年頃リリース(公式アナウンスは2015-2017年)
  • ローファイ系エフェクトVST隆盛の契機となった有名機種。

提供サービスの種類・料金

  • 単体価格:99.00米ドル
  • 複数のオンラインストアにて販売中、年数回セール(2025年10月時点で最安19ドル例あり)
  • Splice等でのRent-to-Own(月額払い、途中解約再開OK)にも正式対応

他社ヴィンテージ系エフェクトプラグインとの比較

RC-20 Retro Colorは、多機能型のヴィンテージ/Lo-Fiエフェクトプラグインとして圧倒的な人気がありますが、テープエミュレーターやレトロノイズ特化型など競合製品も数多く存在します。

スクロールできます
製品名主な特徴モジュール/機能数価格帯(目安)強み/違い
RC-20 Retro Color6種マルチFX, ノイズ/ワブル/歪み/テープ/リバーブ等6$99一括操作・即効性・汎用性・プリセット多数​
iZotope Vinylレコードノイズ1無料手軽・軽量
Waves Retro Fi年代別エフェクト、テープ/リバーブ/ノイズ等4$79~$129操作性・モダンGUI、年代別質感​
Baby Audio Super VHSVHS質感、ワウ/サチュ/コーラス/リバーブ/ビット6$49VHSサウンド特化、手軽さと価格​
Arturia Tape MELLO-FIテープサチュ値・フラッター・ノイズ・ディストーション4$99本格派テープ感・美麗なGUI・温かみ​
Softube Dirty Tapeテープサチュレーション・ワウフラッター2$65サチュレーションの質感・上品な音
AudioThing Reels日本製テープMTR再現、豊富なプリセット5$79独自の国産機エミュ・個性派
Inphonik RX950AKAI S950再現(AD/DAコンバータの質感)1$30レトロサンプラー感・低価格
AudioThing Speakersスピーカーシミュレーター20近い種類$69電話/ラジオ/テープ音質など極端なLo-Fi化
Yum Audio LoFi PlaytimeLo-Fi化+ディレイ3$49斬新なディレイ系・実験的アプローチ

各製品の強み・違い

RC-20
  • 6種類モジュールを直感的に組合せ可能な柔軟性​
  • 全体エフェクト量を「Magnitude」一括制御できる
  • パラレル処理や変則ルーティングにも強い
  • 操作画面がビジュアルで分かりやすく初心者にも扱いやすい
  • バラエティ豊かなプリセットで即戦力​
  • Waves Retro Fiは操作性やルックスのモダンさ、年代感の質感付与に優れる。
  • VHS特化型はSuper VHS。個性的で即Lo-Fi化できるがレンジはRC-20に劣る。
  • Arturia Tape MELLO-FI, AudioThing Reelsなどはテープサチュ/リール質感が強みだが多機能性はない。
  • RX950やSpeakersはレトロ特化、個性派用途に最適。
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販売会社

  • 開発/販売:XLN Audio(スウェーデン本社)
  • 公式サイト:XLN Audio公式
  • 設立:2005年(本社:ストックホルム)
  • 従業員数:約11〜50名
  • 事業内容:バーチャル楽器・エフェクトプラグインの開発・販売
  • 理念:「誰もが直感的に音楽を創造できる環境をソフトウェアで提供する」​
  • XLN Audioは、AIや機械学習技術を積極的に導入した開発を行い、ミュージシャンやプロデューサーの創造性を引き出すことを目的としています。音楽制作用プラグインの世界では、使いやすさ・軽快な動作・GUIの直感性で高評価を得ています。

XLN Audioの有名プラグイン

製品名種類概要特徴
Addictive Drums 2ドラム音源世界的定番の生ドラム音源。多数のADpak(拡張キット)が用意され、ジャンル別ドラムをリアル再現​サウンドバランスと操作性が両立。トップクラスのドラムVSTとして人気。

RC-20次世代モデルのリーク情報

  • 2025年10月現在、公式・信頼性あるリークとして「RC-20 Retro Color 2」やアップデート情報は未確認(国内外主要ニュースサイト・フォーラム調査)。現状は現行モデルが最新。

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RC-20の良い評判

  • 実機レビュー:あらゆるジャンルで“温かみ”や“奥行き”が手軽につくれる、簡単にプロっぽくなると高評価
  • 購入前評判:ローファイ・ビンテージの要素をワンクリックで導入できるとの声、チュートリアルも多数
  • 有名アーティストも愛用(Diplo、Greg Wells他)
  • 世界的な定番、“痒いところに手が届く”“ミックスを無機質→有機的に仕上げる必需品”など

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RC-20の悪い評判

RC-20プリセット
  • 実機レビュー:“プリセットがやや少なめ”、“細部の調整は単体プラグインに劣る”という意見
  • 購入前評判:“ローファイ以外への汎用性は高くはない”という声あり
  • 音作りにこだわりたい上級者には「追い込めなさ」に物足りなさも。
tetsu7017

この悪い評判は下記のようにも読み取れます

たしかにRC-20は、プリセット中心の手軽さが魅力である一方、細部の調整や追い込みを求める上級者には物足りなく感じられる部分もあります。しかし、それは逆に言えば「瞬時にLo-Fiらしさを作れる即戦力プラグイン」である証拠でもあります。音作りの方向性が明確で、初心者から中級者まで安定した結果を得やすい点は、むしろRC-20最大の強みと言えるでしょう。

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プロからの評価

  • Diplo(アーティスト、DJ、プロデューサー):「RC-20 Retro Colorはすべての新しいサウンドをヴィンテージの雰囲気に変えてくれる」
  • Greg Wells(Deftones、Pharrel Williams、Katy Perryなどの楽曲を手掛ける):「このプラグインは本当によく出来ていて素晴らしい!」
  • Michael Tuller(Nine Inch Nails、The Social Network、Mr. Robotなどの作曲家・エンジニア):「トラックにキャラクターを追加するために探し求めていた素晴らしいプラグインだよ」

筆者tetsu7017の使用レビュー

実際にCubaseでRC-20 Retro Colorを導入してから、Lo-Fi曲づくりの効率が格段に上がりました
以前は付属のリバーブやテープシミュレーターなど複数のプラグインを組み合わせていました。特にウォブリング(音揺れ)のコントロールが難しく、思うような質感が出せませんでした。ですが、RC-20ひとつでノイズ・歪み・ワウフラッター・リバーブ感まで一括調整できるため、作業の流れが途切れません。

特に気に入っているのは、“Magnitude”スライダーで全体のLo-Fi度を瞬時にコントロールできる点です。ドラムやエレピに少しだけ「くすみ」を加えると、デジタル臭さが消え、アナログテープのような温かみが出ます。

初めてLo-Fiサウンドを試す方でも、プリセットを軽く切り替えるだけで雰囲気が完成するので、時短と創作の両立ができる万能プラグインと感じています。

オリジナル曲の冒頭サンプル(Spotifyに登録予定)

Lo-Fiミュージックをより深く、心地よく仕上げたい方は、ぜひRC-20のサウンドを体感してみてください。👇


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RC-20が合う人合わない人

RC-20がオススメな人RC-20がオススメでない人
Lo-Fiやチル系の質感をすぐに再現したい人
CubaseなどDAW付属のエフェクトに物足りなさを感じている人
複数エフェクトを一括で扱いたい人(効率重視派)
音作りに時間をかけず“即インスピレーション”を得たい人
一つのプラグインで細部まで追い込みたい上級
Lo-Fiサウンドよりもクリアでモダンな音を重視する人
自分でサチュレーションやワウ・フラッターを細かく設計したい人
既に同系統のエフェクトを複数所有している人

RC-20を使うメリット

  • ワンクリックでLo-Fiの「温かみ」や「揺らぎ」を再現でき、作業効率がアップ
  • プリセットが豊富で、初心者でも即プロのような質感に仕上げられる
  • Cubaseなど主要DAWとの相性が良く、安定して動作
  • 複数のエフェクトを一括で管理でき、ミックス作業がスムーズ
  • 負荷が軽く、ノートPC環境でも快適に制作可能
RC-20を使うとこんな未来が待っている
DTM
  • 自宅で短時間でも本格的なLo-Fiトラックを量産できるようになる
  • サウンドの表現力が広がり、YouTubeやAudiostockでの発信力が向上
  • 「自分の音」を持つことで創作モチベーションが継続
  • 機材に頼らず、デジタル環境でアナログ感のある音楽を楽しめる
  • 音楽制作が“作業”ではなく“リラックス時間”に変わる
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FAQ

XLN製品を安く買える販売店やセール情報を教えて

2025年10月時点で、XLN Audio製品(RC-20 Retro Color/Addictive Drums 2/XO/Life など)は、国内外で60%OFFクラスの大型セールが頻繁に開催されています。特に日本では、「サウンドハウス」「Plugin Boutique」 が信頼性・価格面でおすすめです。

製品名最安価格(税/為替込み)開催時期備考
RC-20 Retro Color約2,900円($19)2024年10月 PluginBoutique国内外で過去最安​
Addictive Drums 2 (Custom Collection)約11,990円2025年7月 サウンドハウスバンドル型57%OFF​

RC-20を安く買える販売店やセール情報を教えて

  • 通常価格:約16,000円〜17,000円程度
  • セール価格:最大60-64%オフで販売されることがあります
  • 購入先:ハイ・リゾリューション(日本正規代理店)、Plugin Boutique、サウンドハウス、楽天、Yahoo!ショッピングなど

セール情報:RC-20 Retro Colorは定期的にセールが開催されており、特にブラックフライデーや季節ごとのフラッシュセールで大幅な割引が適用されることがあります。

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出典

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まとめ

RC-20 Retro Colorは、Lo-Fiサウンドを簡単・直感的に再現できる定番エフェクトプラグインです。
6種類のモジュールを組み合わせるだけで、ノイズやワウ、テープの揺らぎといった**“レトロな質感”を一瞬で付与**できます。

筆者自身もCubaseでの制作に導入して以来、音が一気に温かくなり、作品全体に“人間味”が生まれました。
他社製品に比べて操作が分かりやすく、初心者でもプロのようなLo-Fi感が出せるのが最大の魅力です。

セール時には2,000円台で入手できることもあり、コスパも非常に優秀。
Lo-Fiやチル系サウンドを目指すなら、RC-20 Retro Colorは間違いなく“買い”の一本です。

👉 最新セール情報や最安値をチェックして、RC-20 Retro Colorで自分だけのLo-Fiサウンドを作ってみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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独学できる人とは

DTMを独学できる人と、難しい人の特徴を整理したチェックリストを作成しました。自分がどちらに近いかを判断する参考にしてください。

 独学できる人の特徴 独学が難しい人の特徴
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手を動かしてコードを書き、試行錯誤を楽しめる
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ゴール設定が曖昧で「どこから始めればいいか」迷い続ける
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福岡県出身、大阪住み。ブログ歴11年・DTM作曲・AI画像制作・HP制作。SEO検定1級保有。大手IT機器メーカーで機構設計を担当。本業の傍ら、AI×ワンオペで効率的にサイト運営と音楽制作を実践中。このサイトでは、初心者・中級者でもすぐ実践できるIT活用術や音楽制作ノウハウを発信中しています。(このサイトのPV数/月6万、DR20)
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