検索表示310万回。個人ブログが「読まれる」ために変えた一つの意識

ブログを書いていると、時々どうしようもない孤独感に襲われませんか？

「毎日必死に更新しているのに、アクセスが増えない」 「自分なりに頑張っているけれど、この方向で合っているのか不安…」

その気持ち、痛いほどよく分かります。筆者も最初はそうでした。暗闇の中で、手探りでバットを振り回しているような感覚ですよね。

でも、ある時「書き方」よりも「分析の仕方」に意識を向けたことで、筆者のブログの景色はガラリと変わりました。

まずは、少しだけ勇気を出して、今の筆者のブログのデータを見ていただけないでしょうか。これは直近3か月のサーチコンソール（Google Search Console）の結果です。

• 合計表示回数：310万回
• 平均掲載順位：6.5位

「310万回！？」と驚かれるかもしれませんが、誤解のないようにお伝えします。 これはブログが読まれた回数（PV）ではなく、「Googleの検索結果画面に記事が表示された回数」です。

「なんだ、PVじゃないのか」と思いましたか？ でも、実はここが一番重要なんです。

平均順位を見てください。「6.5位」です。 これは、筆者が狙った多くのキーワードで、Google検索の1ページ目（上位）を独占し、310万回もユーザーの目に触れているという「サイトの強さ」の証明でもあります。 検索結果に表示されなければ、そもそもクリックされることも、読まれることもありませんから。

筆者は決して、天才的な文章力があるわけではありません。 筆者がやったこと。それは、「根性で記事を量産すること」をやめて、冷静に「データを分析し、Webの仕組みを理解すること」でした。

ブログは「日記」であると同時に、Googleというシステムの上で動く「プログラム」でもあります。 ここを少し理解して、エンジニアのように冷静にチューニングしてあげるだけで、ブログはもっと多くの人に届くようになるんです。

今回は、筆者が普段行っている「AI（Gemini）を使った分析方法」と、その背景にある「ブログを伸ばすためのWeb思考」について、筆者の実践例も交えながらお話ししたいと思います。

AIを使った分析の実践

誰でもできる「サチコ × Gemini」分析術

分析といっても、難しいExcel操作は必要ありません。 筆者がやったのは、GoogleのAI「Gemini」に画像を丸投げするだけです。

手順はたったの2ステップ。

【コピペOK！魔法のプロンプト】

「私のブログのサーチコンソールの結果です。 現状の分析と、アクセスを増やすための具体的な改善ポイントを教えてください。 良い点だけでなく、辛口な改善点もお願いします。」

たったこれだけです。 するとAIは、私たちが見落としがちなポイントを冷静に指摘してくれます。

自分一人で悩んでいると「全部ダメだ」と思いがちですが、AIは「ここは良い、ここは直せ」と、感情抜きで事実を教えてくれます。これが最短ルートで改善するコツです。

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筆者はGemini Proを使用しています。
無料版とは少し結果が異なり良い場合があると推察します。

AIは「答え」をくれるが、「実行」するのはあなた

AIを使えば、悪いところは分かります。 しかし、ここで大きな壁があります。

AIに「サイトの構造に問題がある」「HTMLタグの使い方が正しくない」と指摘されたとき、あなたはそれを自分の手で修正できますか？

多くのブロガーさんがここで挫折します。 「記事は書けるけど、中身（コードや仕組み）のことは分からないから、怖くて触れない」と。

筆者が310万表示までブログを育てられた最大の理由は、本業の経験や学習を通じて「Webがどう動いているか（プログラミングの基礎）」を知っていたからです。

• Googleのロボットが読みやすい構造とは？
• エラーが出たときにどうコードを修正するか？
• 論理的に仮説を立てて検証する思考法

これらはすべて、プログラミング学習で身につく「エンジニア的思考」です。 これからの時代、ただ文章を書くだけのブロガーはAIに淘汰されます。生き残るのは、「Webの仕組みを理解して、ブログをハックできる人」です。

もしあなたが、「本気でブログで食べていきたい」「将来性のあるスキルを身につけたい」と思うなら、遠回りに見えてもプログラミングを学ぶことが、実は一番の近道だと筆者は確信しています。

筆者が実際に学んでよかった学習ロードマップやスクールについて、詳しくは以下の記事にまとめました。ブログ運営のレベルをもう一段階上げたい方は、ぜひ覗いてみてください。

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最後まで読んでいただきありがとうございました。

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