管理者のtetsu7017です。本業はIT機器メカニカルエンジニアで、副業でAIやアプリなどの情報発信や音楽制作と配信をしています。👉詳しいプロフィール
TeamsのSharePointを活用してチームサイトを作成する方法

TeamsのSharePointを活用してサイトを作成する方法がわからない、ということはありませんか?TeamsとSharePointの関係性が今一つわからないことはないでしょうか?SharePointサイトや特定のページをTeamsのタブとして追加する手順が分からず、連携に戸惑うことがありませんか?
これらについて質問したきた会社のメンバーに、筆者からこの投稿記事の説明して解決してきました。皆さんにも情報共有します。
- TeamsのSharepointを活用してチームサイトを作成したい方
- TeamsとSharePointの関係性が明確にわからない方
- TeamsとSharePointの連携が分からない方
- TeamsのSharePointを活用してチームサイトを作成できます
- TeamsとSharePointの関係性が分かります
- TeamsとSharePointの連携が分かります
TeamsとSharePointの関係性
Microsoft TeamsとSharePointは、Microsoft 365の中核を成すコラボレーションツールであり、密接に連携しています。
Teamsはリアルタイムのコミュニケーションや共同作業を促進するプラットフォームで、チャット、ビデオ会議、タスク管理などの機能を提供します。
一方、SharePointはドキュメントの保存、管理、共有を行うためのプラットフォームで、組織内の情報を体系的に整理するのに役立ちます。
Teamsで新しいチームを作成すると、自動的に対応するSharePointのチームサイトが生成されます。
このチームサイトは、チーム内のファイルやドキュメントを保存する場所として機能し、Teams内の「ファイル」タブから直接アクセスできます。つまり、Teamsで共有されたファイルはバックエンド(裏側)でSharePointに保存されており、両者はシームレスに統合されています。
TeamsでSharePointサイトを作成するメリット
- シームレスなファイル共有と共同編集
- Teams内で共有されたファイルは、バックエンドでSharePointに保存されます。これにより、チームメンバーはTeams上でリアルタイムにファイルの共同編集が可能となり、情報共有が円滑に進みます。
- アクセス権限の一元管理:
- Teamsで設定したメンバーシップや権限は、対応するSharePointサイトにも自動的に反映されます。これにより、ユーザー管理やアクセス権限の設定が一元化され、セキュリティ管理が容易になります。
TeamsのSharePointを活用して企業内サイトを作成する方法
Microsoft TeamsでSharePointを活用して企業内サイトを作成する手順を以下にまとめました。
Teams内の「ファイル」タブから「…」→「SharePointで開く」をクリックします。
「サイトテンプレートを適用」エリアで「開始する」を押します。
または「サイトのデザインを開始」ダイアログで、「テンプレートを参照」を押してください。
テンプレートを選択します。
「テンプレートを使用」を押します。
「サイトの編集」ボタンを押して、レイアウトやデザインをカスタマイズします。必要に応じて、新しいページやセクションを追加し、コンテンツを整理します。後段でカスタマイズについて説明いたします。
SharePointサイトの「設定」から「サイトの権限」を選択します。チームメンバーや外部ユーザーに適切なアクセス権を割り当て、情報のセキュリティを確保します。
こちらの過去投稿の『権限について』をご確認ください。
詳細はこれらの手順を踏むことで、TeamsとSharePointを効果的に連携させ、企業内の情報共有やコラボレーションを促進するサイトを構築できます。
SharePointサイトのカスタマイズ方法
【補足】モダンUIのカスタマイズについて
SharePointのモダンUIはクラシックUIに比べてデザインやレイアウトのカスタマイズの自由度が制限されています。クラシックUIではHTMLやCSS、JavaScriptを直接編集することで細かなデザイン調整が可能でしたが、モダンUIではこれらの直接編集が制限されており、SharePoint Framework を利用すると可能です。
SharePoint Framework (SPFx)とは、開発者向けのフレームワークです。より高度なカスタマイズが必要な場合、SPFxを使用してカスタムWebパーツや拡張機能を作成できます。
クラシックUIとモダンUIの記事もご覧ください。
ご参考にTeamsとの連携方法
TeamsでSharePointのサイトや特定のページをタブとして追加する手順は以下のとおりです。
TeamsでSharePointをタブとして追加する手順
これにより、選択したSharePointのサイトやページがTeams内のタブとして追加され、チームメンバーが直接アクセスできるようになります。
また、特定のURLを持つSharePointページを表示したい場合は、タブ追加時に「ウェブサイト」アプリを選択し、表示したいページのURLを入力することで、任意のページをタブとして追加することも可能です。
この手順により、TeamsとSharePointの連携が強化され、情報共有やコラボレーションがより円滑に進められます。
チームメンバーや外部ユーザーに対する適切なアクセス権限の設定方法
Microsoft TeamsとSharePointを連携し、チームメンバーや外部ユーザーに適切なアクセス権限を設定する手順は以下のとおりです。ここで言うチームメンバーとはTeamsで作成している「チーム」に参加しているメンバーのことを指します。
Teamsでチームにメンバーを追加すると、自動的に関連するSharePointサイトの「サイトのメンバー」グループにも追加され、編集権限が付与されます。
1. チームメンバーへのアクセス権限設定
ユーザーをTeamsのチームメンバーに追加して、該当するSharePointサイトへの閲覧(アクセス)や編集などの権限を付与する場合には下記手順で設定してください。
対応は不要です。Teamsでチームにメンバーを追加すると、自動的に関連するSharePointサイトの「サイトのメンバー」グループにも追加され、編集権限が付与されます。
2.チームメンバー以外へのSharePoint権限設定
Teamsのチームメンバー以外で、該当するSharePointサイトへの閲覧(アクセス)や編集などの権限を付与する場合には下記手順で設定してください。
外部共有の設定
- 外部ユーザーとSharePointサイトを共有するには、SharePoint管理センターで外部共有が許可されていることを確認してください。
最小権限の原則
- ユーザーには業務上必要最低限の権限を付与し、情報漏洩や不正アクセスのリスクを低減することが重要です。
これらの手順により、TeamsとSharePointを効果的に連携させ、チームメンバーや外部ユーザーに適切なアクセス権限を設定できます。
まとめ
TeamsとSharePointを連携させることで、効率的な情報共有とコラボレーションが可能となります。適切なアクセス権限の設定やサイトのカスタマイズを行い、企業内のコミュニケーションを円滑に進めましょう。
長時間の作業が続くと体調管理も気になりますよね。最近はOura Ringのようなウェアラブルデバイスで、睡眠やコンディションを手軽にチェックできるので、とても便利です。筆者のOura Ring体験談はこちら。
よろしければ引き続きこちらをお読みいただくと、知識が深まります。
\SharePoint作成関連情報!/
\SharePointサイトの作り方/
\Teamsを利用したSharePointサイトの作り方/

\ビジネスで使える!/
\ビジネスで使える!/
\シェアポイントで企業内サイトを作成しよう!/
\ビジネスで使える!/
\ビジネスで使える!/
\ビジネスで使える!/
\ビジネスで使える!/
コメント